【超初心者向け】5つのステップでかんたん作詞!
今回は初心者でもわかる作詞の仕方を解説していきます。「作詞=難しい」と思っている人はたくさんいますが、実は誰でもできるんです。一つ一つ順序に沿って歌詞にしたい内容を決めていくことが大切。5つのステップで解説していくので、作詞の手順を覚え、伝えたい思いを歌にする歌詞を作ってみましょう。
歌詞の作り方【超初心者編】
1.テーマを決める
はじめに作詞のテーマを決めましょう。
「聴いてくれる人に何を伝えたいのか」を先に決めるとこで、途中方向性がブレてしまうことを防げます。恋愛の歌詞を書いていたのに、進めていくうちに友情の歌詞になっていた。なんてこともありえます。
ただし、恋愛にも様々なジャンルに別れるので、恋愛という大雑把な決め方ではなく、片思いなのか、両思いなのか、そこまで決めてみましょう。
テーマ例)
恋愛→片思い 両思い 失恋 結婚
友情→女の友情 男の友情 学生の友情
2.構成を決める
2つめに、構成で曲の進み方を決めましょう。曲作りのベースとなるのでAメロやBメロ、サビ等を決めていきます。先にイントロから入るのか、いきなりサビから入るのか等、曲のイメージがつきやすくなります。好きなアーティストの曲を参考にしてみるのもいいですね。
ただし、曲が先に完成している場合は曲の構成にそって作詞していくので、この段階は飛ばして大丈夫です。
きちんと構成という土台を作り、進めていきましょう。
例)「♪そっけない/RADWIMPS」
イントロ→A→B→サビ→間奏→A→B→サビ→間奏→A→大サビ→アウトロ |
例)「♪シグナル/WANIMA」
サビ→イントロ→A→B→サビ→間奏→B→サビ→サビ→ラスサビ→アウトロ |
3.ターゲットを決める
3つめに、聴いてほしいターゲットを決めます。「どのような人に伝えたいのか」「誰に共感してもらいたいのか」を明確にすることで具体的な歌詞が作れるようになります。
すべての人が共感する歌詞を考えてしまうと、味気のない歌詞になってしまいがちです。
決めたターゲットが「まるで自分のことを歌っているようだ」と思える歌詞を作りましょう。
ターゲット例)
男性 20代 失恋経験あり
4.キーワードを決める
4つめに、世界観に重要なキーワードを決めていきます。キーワードと言ってもすぐには浮かんではこないので、まずはじめに先程決めた「テーマ」と「ターゲット」から連想されるワードをたくさん書き出しましょう。そのキーワードを繋げてストーリーを連想させていくのもありです。インパクトのある文字や文でも構いません。たくさん思い浮かべてイメージに合う言葉をピックアップしてみましょう。
キーワード例)
【テーマ】片思いの失恋
【ターゲット】20代男性
→【キーワード】学生時代 大人 飲み会
5.ストーリーを考える
さいごにストーリーを考えて具体的な世界観を連想させましょう。ストーリーを作るためには5W1Hが最適です。
いつ、どこで、だれが、何を、なぜ、どのように
を決めることで、歌の中の登場人物にリアリティが出てきます。
聞いている人が想像できるストーリーを作り、そのストーリーと先程決めた構成に沿って歌詞を当てはめていきましょう。
ストーリー例)5W1H
【いつ】 大学卒業後
【どこで】 同窓会で
【だれが】 片思いしていた女性が
【なにを】 指輪をしていた
【なぜ】 なぜあのとき声をかけなかったのか
【なにをした】 飲み会は楽しめなかった
まとめ
今回は初心者でもわかる作詞の仕方を解説していきました。いきなり作詞をするのは難しいので、手順を追って進めていきましょう。一つ一つ決めていくと内容がどんどん定まっていき、自分の書きたい歌のイメージが湧いてくるはずです。難しく考えず伝えたいことをまとめられるように参考にしてみてください。最後まで読んでいただきありがとうございました。