エレクトーンの基本の「キ」~こんなこともできちゃう!
皆さんは近年「エレクトーン」という楽器をご覧になったことや演奏を聴いたことはありますか?
そもそもエレクトーンって何?という方も 昔やったことがあるよ~っていう方も、ぜひ最近のエレクトーン事情を知って少しでも興味を持っていただけると嬉しいです。
そもそもエレクトーンって?
実はエレクトーンは正式な楽器名でなく、ヤマハの電子オルガンの登録商標、つまりは商品名なんです。
エレクトーン(電子オルガン)は基本的に右手が上鍵盤、左手が下鍵盤、右足がボリュームペダル、左足がベース鍵盤という風に両手両足を駆使して演奏する楽器です。
生まれてから55年以上の歴史があるんですよ。そして長い歴史の間に進化を遂げ今に至っています。
では現行機種であるステージアELS-02Cを例に挙げて見てみましょう。
なんと内蔵音色は986音色!リズムも634パターン!
書いている私も改めてびっくりの音色&リズムの数です。
音色は弦楽器、金管、木管、シンセ系の音色や、和楽器、中国楽器など世界中の楽器が内蔵されていて、それぞれの楽器のバリエーションも豊富です。例えばトランペットを調べてみると・・
上記の様にELS-02Cのディスプレイには16種類ものトランペットが出てきました。これだけあれば好みの音が必ず見つかりますよね。
さらに内蔵音色を自分好みにエディット(編集)して新しい音色を作ることができるので、音色数はまさに無限です。
リズムも 基本的なドラムパターンから映画音楽やゲーム音楽、アニソンにそのまま使えるものまで搭載されていますし、もちろん弾きたい曲に合わせてイチからプログラムすることも可能です。
ネットを使って世界に発信できる♪
それだけの多彩な音色、リズム、さらにオリジナルのパターンを組み合わせて自分の音楽が完成したら、やっぱり色んな人に聴いてもらいたいですよね。最近はニコニコ動画やyou tubeに自分の演奏をのせる方が多くいらっしゃって、どの方もなかなかの完成度なんです。
コスプレばっちりでアニソンを弾いてる動画を発信したり、ニコニコ動画のイベントでゲームの曲を再現するライブがあったり、楽しみ方も新しくなってきています。
もちろんアニメやゲーム曲の他、クラシックや映画音楽などいろんなジャンルの曲に挑戦するのもいいですよね。弾きたい人のレベルに合わせた市販の曲集&音色のデータがたくさん出版されていてレパートリーを増やすことができます。
ここに書いたこと以外にも まだまだ エレクトーンの楽しみ方、活用術はいろいろありますが、今日はこの辺で。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。