エレクトーンの足(ベース)練習~上級者になる為に「椅子に座る」編
エレクトーン愛好者の皆さんこんにちは。
エレクトーンの大きな特徴のひとつが左足で弾くベースですよね。これがあるだけで、身体全体で音楽を表現している感じが一気に高まります。
でも、そんなエレクトーンの特徴でもあるベースが実は苦手・・っていう方も意外と多いのでは?
ステップアップの一歩として「足鍵盤」について一緒に掘り下げていきませんか。苦手意識がきっとなくなりますよ。
今回は、第一段階として「椅子に座る」ところからです。
椅子の置き方
エレクトーンはピアノの椅子と違って高さを調整することができません。
そのため椅子を前後することで各自の身体にあった鍵盤までの距離を調整することになります。
おおざっぱに言うと、小柄な人はエレクトーン本体に椅子を近く、大柄な人は遠く置くというイメージです。
そのイメージで、両手を上下鍵盤に置いて肘がのびきらない位置がその人の身体にあった距離となります。
その位置に椅子を置き、身体の重心が椅子の上にくるように座ります。
座る位置が浅すぎると重心が足にくるので、ベースを弾いた時に身体が不安定になってしまい、逆に深すぎると足の可動域が小さくなってしまい、ベースの低音&高音に足が届きにくくなるため、この位置が良いのです。
座る位置
椅子の置き方が決まれば、次はその椅子にどう座るかです。
足鍵盤は基本的に見えない状態で弾くものですよね。鍵盤を見ずに正確に音を鳴らすには、毎回弾く前に同じ位置に足がくるように座ることが重要です。同じ位置に座っているつもりでも、実際に曲を弾き出してみると、「何だかベースの位置がしっくりこない・・」「今日は正確な音を鳴らせないぞ」っていうことありますよね。
だからこそ「毎回弾く前」に「同じ位置」かを確認する癖をつけることが重要なのです。
さて、その座る位置ですが、基本は椅子のど真ん中と言われています。エレクトーンの両サイドを手でつかみながら椅子に座ると丁度ど真ん中、おへその前に中央の「ド」がくる辺りです。でもこれはあくまでも基本。ベストポジションは、人それぞれで異なるようです。この基本の座り位置を試してもミスが続く場合は、左右少しずつ移動してみて音のミスが無くなるポジションを探しましょう。
ちなみにわたしは椅子に座って、足をぶらんとした時に左足が「ラ」と「ソ」の間に来るのがベストポジションです。これを毎回確認して弾き始める癖をつけることで自信をもって足鍵盤を弾けるようになりました。
文章にすると面倒くさい作業のようですが、実際やってみるとたった数秒でできることです。とにかく癖にすることがベース上達の近道です。
今回のお話は「座る」ところまでですが、これがベースを上手に弾くための原点でもあります。
ぜひ今日から実践してみてくださいね。
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阿部優華
- 2018年5月26日はじめまして阿部 優華です。エレクトーンが大好きです。いちどもひたこともありません今持てるのはキーボードが持てます。ても❤ヤッバリエレクトーンが欲しいです。