独学でもピアノは弾ける？レッスンに通うこととの違いは？
初歩のピアノ学習はYouTube配信や大人独学用の楽譜が販売されていたり
様々な方法でできるようになってきました。
基礎的なことは自分で学ぶことができる、わからなければ検索して調べられるなど
自分の好きなタイミングで学ぶことができます。
通うための時間も不要なため時間の節約にもなります。
では、レッスンに通うこととの違いはどのようなことがあるのでしょうか？
独学と習う事の一番の違いは？
【聴衆がいるか、いないか】が一番の違いです。
レッスンに通うと演奏を聴いてくれる『講師』がいます。独学の時は当たり前ですが、自分一人になります。
自分以外の人である講師から客観的に演奏を聴いてもらうことは以下のような
メリットがあります。
- 伝わる演奏になっているかがわかる
- 自分の演奏は合ってるかどうかの答え合わせがすぐできる
- 演奏の癖を教えてもらえる
自分の演奏は自分の思い込みが入っています。人は自分の知っていることから物事を捉えているからです。
『見る』ことについても同じような自分の思い込みがあることが言えます。
楽譜を見ているようで見落としていることがあります。
例えば強弱記号が楽譜に書いてあっても気が付かないことなどです。
YouTubeや大人独学用の楽譜もありますが。。。
大人独学用の楽譜には演奏のワンポイントの記載があります。
でも、『なぜそうするのか？』『どんな効果があるのか？』詳しくは書かれていません。
ピアノは【音】としてニュアンスを伝えることもあります。
『ささやくような音で』と書かれていても感じ方は人それぞれ違います。
言語化しにくいことも多いためわかりにくい表現となることもあります。
そして、文字を読んでから弾くことを面倒に感じることもありますよね。
YouTubeを見ることも【見るための時間】が弾くこととは別に必要になります。
通うことのメリット
レッスンに通うと必ず講師がいます。
演奏を聴いてくれる、話や想いを聞いてくれる人がいる安心感、定期的に通うことで 練習のモチベーションを保つ役割もあります。
いつでも質問できる環境は、学ぶときに必要な環境と言えます。
まとめ
自分で調べたり学んだりする独学は レッスンに通う上でも大切です。
自分で調べられることは調べる、覚える工夫をすることは演奏の上達には必要です。
調べている、工夫している過程で出てきた疑問質問を講師に教えてもらうことや、
豆知識や雑学も併せて教えてもらうことでより楽しくピアノ演奏に向き合うことができます。
独学とレッスンに通うメリットを併せてうまく活用していけるといいですね。
