小学生で辞めがちなピアノ!辞めるともったいない年齢とは?
ピアノを習い始める年齢は、4歳から8歳くらいまでの子が多いようです。しかし、多くの子は長続きせず、小学校卒業と同時に辞めてしまったりするケースがよく見かけられます。小学校以外にも、中学1年生や、中学校卒業時、高校卒業時などが辞め時になってしまっているようです。このような子たちは、なぜ辞めてしまうのでしょうか?また、辞めるのにもったいない年齢や技術レベルというのは存在するのでしょうか?今回は、ピアノを辞めたらもったいない場合について見ていきましょう。
なぜピアノを辞めてしまうのか?
受験後、進学で遠くに通わなくてはならなくなってピアノを辞めてしまうというのがよくあるケースです。部活をこなして、そのあとにピアノのレッスンとなるとなかなかきついものがあるのかもしれません。
あるいは、ピアノが向いていないと感じたから辞めてしまったというケースもあります。幼児期にピアノを始めて、そんなに時間も経っていないのに小学校低学年でやめてしまう子もいます。練習しないから、という理由でピアノの発表会も経験せずにやめてしまうのは、ちょっともったいないですね。
さらには、スランプに陥ってしまい辞めてしまうケースもあります。これまで順調に進めてきたのに、レベルが上がってくるにつれてついていけなくなり、辞めたいと言い出します。本当は好きでやってきたのに、急に弾けなくなってちょっとパニックになってしまったという場合ですね。
ピアノを辞めるともったいない場合
ピアノは、自分の気持ちを落ち着かせるための精神安定剤だというようなお子さんもいることでしょう。そのような子が急にピアノをやめてしまうと、情緒不安定になったり、ピアノロスのような状態になったりして、学業に影響が出てしまう場合があります。ピアノで気分転換できるという子は、ピアノを辞めると本当にもったいないです。
また、小学校卒業程度でピアノを辞めてしまうと、多くの子は自分の弾きたい曲が弾けるようなレベルまで到達しません。親御さんも、お子さんの弾きたい曲が弾ける程度まで習わせたいと思うのではないでしょうか?そのような場合、少なくとも高校卒業くらいまでは頑張ってみたいものです。
まとめ
ピアノを習い始めて数年程度でやめてしまうのは技術的にも身につくものが少なく、中途半端でもったいないと言わざるを得ないでしょう。ただし、ピアノの前に座ると気分が落ち込む、などのような場合は別です。ピアノが好きか好きでないかというのは大切な「辞め時」「続け時」の判断基準です。音楽が長い人生における心の支えになることは多々ありますので、せっかく数年続けたのでしたら、お子さんの弾きたい曲が弾けるようになるまで続けてみることをおすすめします。