教則本ピアノ初歩の方用だけじゃない徹底活用法とは?
ピアノ演奏技術を学ぶために 教則本というものがあります。
『教則本』とは、楽器演奏など基本的な技術を初歩から順序よく練習するための
教科書のような本です。
初歩の方におすすめの教則本ですが、実は 初歩の方以外でも活用できる本です。
どのような時に活用できるのかご紹介していきます。ぜひ、参考にしてください。
・練習ができない期間があり再開した時に
練習は定期的に継続する方が 演奏技術はいい状態が保たれます。
でも 忙しかったり生活環境の変化などの理由で できない時もあります。
私は産後しばらくピアノを弾けない期間がありましたが、再開した時に
和音が思うように弾けず驚いた経験があります。
その時に 教則本を使って一つずつ思い出しながら練習を重ねました。
できないまま曲を演奏しようとしても上手くいかずイライラだけが募ります。
少しずつ思い出すために活用できます。
・弾きたい曲が思うように弾けない時にテクニックを見直すため
指の動きに慣れていない時などに思うように弾けないことがあります。
演奏曲によっては指使いが難しいものもあります。
弾きにくい部分を練習することも大切な練習ですが、教則本から似たような指の動きをする曲を選んで弾いてみることもおすすめです。
例えば、左手の伴奏の形に慣れるために チェルニーやバイエルから曲を選んで
弾いてみる、半音階がスムーズに弾けなければ ツェルニーから探すなど
教則本は演奏の基礎が曲に使われているため練習には最適です。
・ウォーミングアップとして活用する
新しい部分や 難しい部分にいきなり向き合うと 上手く今なかった時に、
練習の集中力やモチベーションが落ちてしまいます。
弾き慣れている教則本の中の曲から練習をスタートすると 『弾く』感覚も思い出すのでスムーズに練習をスタートできます。
弾ける曲が自分の中にあると 練習は積み重ねることがしやすくなります。
まとめ
教則本は 初心者向けとしてバイエル、ハノン、ツェルニーなどが有名です。
初めてピアノを弾く場合は順序立てて練習が進められるので『何から始めたらいいのか?』という迷いはなくなります。
そして、基礎の積み重ねにより土台を作ることで 演奏にも幅ができ、応用もできるようになります。
このような活用法もあるため教則本は一度使ったら終わりではなく 使い続けることができる本だと言えます。
時期をあけて再度弾いてみると 気がつかなかった発見もあります。
上手に活用して演奏技術を磨いていきましょう。