ピアノでオペラの曲を弾きたい人へ!おすすめオペラ曲3選!

ピアノでオペラの曲を弾きたい人へ!おすすめオペラ曲3選!

今回は、ピアノでオペラの曲を弾きたい人向けに、おすすめのオペラ曲を3曲選びました。いずれも有名で、誰もが一度は聞いたことがある曲ばかりです。ピアノでオペラ曲が弾けるようになれば、これであなたもクラシック通といえるのではないでしょうか?!

おすすめオペラ曲①『カルメン』より「ハバネラ」

鳥

美しいカルメンの歌をピアノ曲にアレンジした「ハバネラ」では、右手でメゾソプラノであるカルメンの歌声を、左手でスタッカートをきかせた伴奏を演奏します。ゆったりとしたダンス音楽であるハバネラの、4分の2拍子のリズムの中で、カルメンのアリアは美しく響きます。歌詞は、ドン・ホセという男性を誘惑する女性・カルメンのセリフが印象的です。

恋は手に負えない鳥
誰も飼い慣らせない

呼んでも無駄に終わるわ
断る方が都合がいい時はね

(中略)

愛は流浪の民
法律なんて知らないの
あなたが私を愛さなくても
私はあなたを愛す
もし私に愛されたら、
気をつけなさい!

捕まえたと思った鳥は不意に
翼をはばたかせ 飛び去って行く
愛は遠くにあって あなたは待ってるけど
待つことはないの ここにあるのだから!

引用元:Webサイト『世界の民謡・童謡』

おすすめオペラ曲②『アイーダ』より「凱旋行進曲」

エジプト

サッカーの応援ソングやテレビCMで使用されたことでも有名な「凱旋行進曲」は、古代エジプトが舞台のオペラ『アイーダ』の劇中曲です。エチオピアとの戦いに勝利したエジプトの将軍・ラダメスが凱旋する場面で演奏されます。

ピアノ曲で演奏する場合、左手は付点のある和音のスタッカートが軽やかに響き、右手はトランペットの華々しいメロディを再現しています。トランペットのメロディは三連符と付点のリズムのある勇壮で覚えやすいメロディが特徴です。

おすすめオペラ曲③『トゥーランドット』より「誰も寝てはならぬ」

劇場

プッチーニが作曲した「誰も寝てはならぬ」は、一時期フィギュアスケートのメダリストが滑走時の音楽として使用したことで有名になりましたね。王子カラフが夜中に「誰も寝てはならぬ」と歌うアリアです。

なぜ、誰も寝てはならないのかというと、トゥーランドット姫に求婚した王子は、一度拒まれます。しかし、明日の夜明けまでに王子の名前がわからなければ結婚する、わかれば王子は死ぬ、という賭けをしたのでした。町中の住民は寝ずに、総出で王子の名前を調べてまわるという場面です。曲の最後は、王子の勝利を確信した「vincero(ヴィンチェロ)!」という力強い歌声で終わります。

最後に

ピアノでオペラの曲を弾けるようになったらかっこいいですよね。探してみれば、聞いたことのあるメロディ、CMソングなどで親しみのある歌も結構たくさんあるものです。ここでは紹介しきれませんでしたが、例えば、『ウィリアム・テル』より「ウィリアム・テル序曲」や、『ジャンニ・スキッキ』の「私のお父さん」なども有名です。オペラだからといって敬遠せずに、ぜひ楽譜を探してピアノ演奏にチャレンジしてみてくださいね。

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