クラリネット初心者がリードを購入する時は絶対この一枚から
リードとは、クラリネットの唇に当てるマウスピースに装着する板ですね。
そのリードには、薄さや厚さ・丈夫さなど、様々な種類がございます。
下の方は分厚く、唇に当てる先端の方はとても薄く、扱いが難しいものですね。
こちらでは、初心者が扱いやすく、お値段もお手頃で、お手入れがしやすく、長持ちするものをお教えします。
リードの種類
まずは、リードの種類をお教えします
リードには、厚さの違いがあり、それによって、音色が変わります。
厚さは、数字で表されていて、 数字が大きいほど、厚くなります。
唇に当たる部分に装着するため、自分の唇の厚さとリードの厚さがマッチした時に、初めてきれいな音色が出る様になります。
厚さと丈夫さは同じではなく、素材によって変わってきますし、お値段もお手頃なほど、もろいのが実情です。
私が最初に先輩からアドバイスをいただいて、買ったのは、「3」の、お値段中間くらいのものを2つでした。
なぜ、中間にしたかといいますと、分厚すぎるものは、初心者には音が出にくいとのことで、薄いものは、ピーピーと雑音というか、出てはいけない音が出やすくなるとのことで、そうしました。
お値段は、安いともろいので、中間のものにし、ダメになった時のために、もう一個買ったというわけです。
クラリネットの種類について 引用:クレフ楽器
リードの選び方
最初に買うリードは、どれがいいのか?
実は、ご本人の唇に合ったもの、としか言えないのですが、初心者ですので、扱いやすいものを最初に選ぶといいのです。
それは、ちょっと分厚くて、丈夫なものがいいのではないかと思います。
お値段は、それなりに高いものほど、品質が良く、長持ちします。
ですが、初心者の時には、唇と歯で、先端を割りやすく、最初から高価なものを装着するのは、とてももったいないのです。
なので、それなりに丈夫な厚さ・お手頃価格なものが、丁度いいのですよ。
音が出やすいのが一番なのですが、吹き始めは、だれでも音がかすれて出ないので、「3」くらいの中間の分厚さを選んでみて、それを基準に薄く、または厚く調整しながら買い替えるという方法がベストだと思います。
クラリネットリード種類別 対比表 引用:野中貿易株式会社 http://www.nonaka.com/vandoren/reeds_clarinet.html
リードの扱い方
リードは湿らせて演奏する
リードは、使う前になめていました。
なぜかといいますと、先端を湿らせて、柔らかくするためです。
そうすることで、音色がきれいになるといわれています。
私も最初は先輩の受け売りで、わけがわからず真似をして、くわえていました。
演奏の前に、水道の水で洗い、演奏後も、水道の水で洗い、乾燥したケースに保管するのが一般的で、本当なのです。
そうしないと、湿ったまま保管すると、カビが繁殖し、唇を傷めてしまいますので、ご注意ください。
リードのお手入れ方法
使った後は乾燥させます
リードのお手入れは、前にすでに述べてしまいましたが、きれいに洗って、乾燥させるのが一番です。
演奏中は、どうしても息と唾液で湿ってしまい、いい感じに音が出やすくなります。
ですが、そのまま保管すると、雑菌だらけになり、ケースもダメになりますし、リードもダメになってしまいます。
なので、演奏の前後には、必ず水道の流水で洗って、きれいにし、拭き上げてから乾燥したケースにしまいましょう。
まとめ
いかがでしたか?
以上、リードのデリケートなお話しと、購入する時の注意点でした。