クラリネットの名称や材質と組み立て方をやさしくレクチャー
クラリネットと一言で言っても、種類が沢山あり、名称も材質もそれぞれで作られていますね。
私が小学生から使っていたというか、初めて買ってもらったのは、YAMAHAのプラスチックのクラリネットでした。
でも、仲間の中には木製の本格的なクラリネットをすでに持っている人もいましたよ。
とてもうらやましかったのをよく覚えています。
それでは今回は、クラリネットの名称・種類などをお教えします。
目次
クラリネットの名称
どんな名前がある?
はい。それでは、まずは名称をおおしえしますね。
●Aクラリネット
※B♭よりも少し低温を出すクラリネットです。
●B♭(Bフラット)クラリネット
※こちらはソプラノクラリネットもと呼ばれており、クラリネットと言えばB♭と言う程、最も一般的なタイプのクラリネットです。
●B♭(Bフラット)バスクラリネット
※普通のクラリネットの2倍の大きさです。
●B♭(Bフラット)コントラバスクラリネット
※クラリネットの中で一番低温を出すものです。
●E♭(Eフラット)クラリネット
※またの名称をEsエクストラといいます。
●E♭(Eフラット)アルトクラリネット
※こちらは、ソプラノとバスの間です。
●E♭(Eフラット)コントラアルトクラリネット
※自衛隊などで活躍しているクラリネットです。
●Fバセットホルン
※こちらは、クラリネットですが、ホルンの名称がつけられています。
以上の8種類があります。
クラリネットの種類一覧表 引用:野中貿易株式会社 http://www.nonaka.com/clarinet/family.jsp
クラリネットの材質
クラリネットって、材質は何?
クラリネットの材質は、主なものでは3種類と言われています。
その3種類をお教えします。
●ABS樹脂(通称プラスチック)
:こちらの材質を使ったクラリネットは、学生の初心者などが主に最初に使うものです。
●木製(グラナディアという黒い木でできたもの)
:こちらは木管楽器に使われる材質で、クラリネットにとても適しています。
●金属
:大きな音を出すクラリネットのために、特別に使われる材質で、あまり使われていません。
以上の3種類が主な材質でした。
クラリネットの組み立て方
はい。クラリネットの組み立て方です。
こちらは、文字では説明できないのですが、動画と一緒に解説いたします。
●クラリネットは、五つのパーツに分かれています。
●マウスピースにリードとリガチャーを取り付けます。
●バレル(たるとも呼ばれています。)・上管・下管・ベル(あさがおとも呼ばれています)があります。
●コルク部分にコルクグリスを念入りに塗ります。(コルクを傷めないため)
●まず、上管と下管を接続します。(キーが付いていない部分を持ち、まっすぐに差します)
※連結するレバーがあるので、気を付けて差し込みます。
●下管にベルを差し込みます。(メーカーのロゴが正面を向くように)
●上管にバレルを差し込みます。
●バレルにマウスピースを差し込みます。
※リードとリガチャーが付いていると、リードが傷ついたり、リガチャーがゆがむので、外して差し込む
●リードは、取り付け前に湿らせておきます。(湿っていないと音が出ないため)
●リガチャーを取り付けてから、リードを差し込みます。(まっすぐになるように)
以上、組み立て方でした。
クラリネットの組み立て方とお手入れ 参考:石橋楽器店
最後に
お手入れ方法知りたいですよね?
先の動画にもあるように、丁寧に扱わなくては、傷んでしまいます。
なので、常にきれいにしておくことをおススメします。
それから、外し方ですが、組み立て方の逆から、つまりリードから外します。
以上、クラリネットの名称や材質と組み立て方でした。