%e6%ad%bb%e3%81%ab%e3%81%8b%e3%81%91%e3%81%9f%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%89%e3%82%92%e5%be%a9%e6%b4%bb%e3%81%95%e3%81%9b%e3%82%89%e3%82%8c%e3%82%8b%e3%81%8b%e3%82%82%ef%bc%81%ef%bc%9f%e3%82%af%e3%83%a9

死にかけたリードを復活させられるかも!?クラリネットのリードお手入れ術

つかいすぎてへたってきたいわゆる「死にかけたリード」を持っていませんか?昔はよく吹けたから、もっと使いたいのに最近調子がちょっと…となることは多いですよね。そんなときに使える、リードのお手入れ術をお教えします!

◆お手入れの方法

クラリネットリード » バンミュージックスクール 音楽教室 - 大阪 兵庫 京都 奈良 滋賀

「死にかけたリード」は、多くは口についていた汚れなどがリードについてこびりつき、うまく振動しなくなってしまっています。そのためその汚れをとり、うまく水分を含めるようにすることで、復活することがあります。

①お風呂くらいのぬるま湯をマグカップに入れる。

マグカップに水を入れ、そこにポットのお湯を少しずつ入れて、適温にしていくとスムーズです。きれいな水で行いましょう。

②復活させたいリードを、ぬるま湯にいれて洗う。

湯につけたリード » バンミュージックスクール 音楽教室 - 大阪 兵庫 京都 奈良 滋賀

http://sasashinpc0510.blog.fc2.com/blog-entry-1.html より

ぬるま湯に入れたら、指の腹で丁寧にリード全体をこすって洗いましょう。特に先端は割れやすいので気を付けながら洗います。するとおそらく水が白く濁ってきます。手もぬるぬるした感じがあると思います。そのぬるぬる感がなくなったら終了です。

③洗ったリードの水分をあらかたとって、平らなガラス盤において乾かす。

平らなガラス盤は、下敷きなどのプラスチックでも代用可能です。平らなところに置かないで、プラスチックのリードケースなどに入れてしまうと変形してしまうので、気をつけましょう。

④十分に乾かす。

⑤きれいなクロスで乾いたリードの表面を磨く。

円を描くようにして、両面とふちを磨きましょう。先端は割れてしまうので触らないようにして、できるだけ表面は平らなところにおいて磨きましょう。ザラザラしていたものが少しはつるつるしてきます。(やりすぎには注意)

これで復活術は終了です。一通り終わったら吹いてみてください!吹きやすかったあの頃に戻っているものもあるはずです!

◆注意点

このお手入れ法は、使い込んだリードでのみ行ってください。新しいリードですると、水分を急に含みすぎてしまい、逆に寿命を減らしてしまいます。また、洗ったリードは必ず、平らなところで乾かし、クロスで磨くのはしっかり乾いてから行ってください。

また、この復活術は私も使っている自信のあるものですが、リードによっては変わらないもの、さらに吹きづらくなるものがあります。クラリネットを吹いていらっしゃる方であればおわかりでしょうが、100パーセント吹けるリードをつくるのは至難の業です。1つのお手入れ法として覚えておいてください。

◆まとめ

いかがでしたか?もう死にかけているから捨てようかな…と思っていたリードでぜひとも試してみてください!また、マンネリ化してきたリードにこのお手入れをしてみても、また新しい音のなり方をしてくれるので、2軍リードが1軍リードになることもあります。元々ほっておけば捨てるリードですので、試してみる価値はありますよ!

この記事がお役に立ったら
いいね ! お願いします。

Twitter で
バンミュージックスクール音楽教室
20種類以上の豊富な学科から出張音楽レッスンや全国でオンライン音楽レッスンが受講できます。
たっぷり60分 体験レッスンご予約