プロの演奏家でなくても、楽しい演奏会を開くことはできるのか
アマチュアでも楽器演奏が楽しくて、演奏会を開きたい・出演したいと思うことがあると思います。演奏会を開催するなら、お客さまに楽しんでもらえる、来てよかったと思ってもらえる演奏会を開催したいですね。どんな演奏会だと足を運んでもらいやすくなるのでしょうか。演奏以外にも目を向けて、考えてみました。
曲を選ぶ
来てくれそうなお客さんの世代を想像しながら、選曲をします。時間や曜日、会場などによって変わります。ファミリーなのか、小中学生が多いのか、土日の昼間なのか、など。筆者は子どもOKな演奏会を選ぶことが多いので、同じような演奏会を開きたいですが、シニアや、お仕事帰りの方向けの演奏会の場合もあると思います。
また、クラシックに詳しい方ばかりが来る演奏会ではなく、どなたれも入れる演奏会であるならみんなが知っているような曲をいれると安心です。どこかで聴いたことがある、有名な曲です。流行の曲を取り入れるのも良いですね。いろいろな世代の方が聴きにきてくれそうでしたら、クラシック、流行の曲、童謡などをバランスよく組み入れたらよいのかと思います。好きな曲はそれぞれ違うと思いますので。また、季節にあった曲も喜ばれると思います。その季節にふさわしい曲を考えることも、楽しいですね。
宣伝する
集客のため宣伝活動をします。チラシはどんな世代の方にも目にとめてもらいやすいので、作成して近隣の施設などに配ります。演奏会会場への生き方や、演奏会の趣旨を分かりやすく書いたものが良いでしょう。また、WebサイトやSNSで集客すると、離れたところにいる人にもお知らせすることが出来ます。情報収集にSNSを見ている人が多いと思うので、インスタグラム、X、LINEを使って情報発信していきます。
事前に
演奏する曲について、下調べをしておきます。調べた内容はプログラムに載せることはもちろん、抜粋してチラシに載せたり、当日MCで話すことができます。チラシに主な演奏曲を記載しておけば演奏会に足を運んでくださるお客さまや、行ってみようか悩まれている見込み客に、どんな演奏会なのか雰囲気をイメージしてもらいやすくなります。自分がお客の場合を考えると、事前に曲が分かっていれば動画で予め聞いておくこともできますし、どんな演奏になるかを想像し、更にワクワクして聴けます。
調べておく内容
- 作曲家について(生い立ちや音楽との出会い、性格など)
- 曲ができた経緯
- 曲ができた時代背景
クラシックですと、作曲された時代により、雰囲気が変わってきます。戦争や、その時代の価値などが影響してくるようです。調べだすと止まらなくなってしまいますね。
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