これで差がつく‼︎アップテンポな曲がキマる!4つのポイント
アップテンポな曲を聞くと、ふと気づくと体が勝手にノっていたり、リズムを取りながら口ずさんでいたり、、なんてことがありませんか♪今回は、アップテンポな曲がカッコよくキマる4つのポイントをお伝えします!聞くだけで十分…なんて人はもったいない!誰かに聞かせなくてもいいのです、気持ちよくカッコ良く、アップテンポな曲を楽しんで歌うと気分転換にもなりますよ!
1.思いのまま聞く
まずは難しいことは置いておいて、曲を思いのまま聞くことです!曲にもよりますが、静かに正座して聞くよりは、思いっきり感情を出して体を動かしながら聞くほうが何倍も楽しめるし、ノリも良くなります。思いっきり感情が出しづらい場合は、心の中で感じて指や足などでも良いので、リズムを取りながら聞いてみましょう。思いのまま聞くことで自然に曲に入り込み、リズムに乗れる体になります。
2.体を使う
アップテンポな曲はなんと言ってもリズムに乗ることが最大のポイントです!思いのまま聞いた後は、実際に体を動かしリズムに乗ります。立ってステップを踏むのが一番良いので、拍子に合わせて左右に足踏みをしてみましょう。速すぎてステップを踏むのが難しい場合は、軽く屈伸をする感じでリズムを取ってみましょう。体を動かすことで、歌う時に余計な力みが入らないため軽やかに歌が歌えます。
3.ブレスと弾み
次に大事なことは、ブレスです。ブレスとは息つぎのことです。歌声に意識がいきますが、音と音の間にあるブレスもリズムの一部として考えられると、よりアップテンポな曲が活きてきます!また、スタッカートと言って、音を切って弾むようにする演奏法があります。「ラーラーラー」と歌うのではなく、「ラッラッラッ」と切って弾むようにします。弾むだけでもリズミカルになります。例えば、童謡の「おもちゃのチャチャチャ」を、ブレスをなくし弾まずに音を繋げて歌ってみましょう。「おーもーちゃーのーチャーチャーチャーーおーもーちゃーのーチャーチャーチャーー」このように字を見るだけでも、のっぺりとリズム感のない歌い方になります。次に、ブレスを意識し少し弾むように歌うと、「おもちゃのチャッチャッチャッ★おもちゃのチャッチャッチャッ★」と、リズムが感じられます。「★」のところがブレスです。このように、ブレスと弾みを意識するだけで、いつもよりアップテンポな曲にリズム感が出て、かっこよく歌えます。また、どの曲でも、息を吸う時にわざと「ハッ」と音を立ててみると、よりリズム感が出ます。お好きなアップテンポな曲で試してみましょう!
4.強弱と緩急
アップテンポな曲はリズムが第一なのですが、ここに声の強弱と緩急をプラスします。これらをつけることで頭ひとつ出た、かっこ良い歌い方ができます。まずは声の種類を使い分けて強弱を作りましょう。例えば、地声と裏声を使い分けるだけでも声には強弱が生まれます。歌いたい曲をよく聞いてみてください。サビだけを取ってみても、ずっと同じ声の強さや声量では歌っていません。声の種類をよく聞いて細かくチェックしてみましょう。また、正しいリズムで歌うことは大前提ですが、その上であえてリズムをグッと堪えて、もたった歌い方をすると深みが出ます。声量、声の種類、ビブラートなどのテクニック、緩急、これらを意識して取り入れてみましょう。ただリズムにノってるだけの軽い歌ではなく、感情の波も感じられる深い歌い方ができて、よりカッコ良さが増します!
まとめ
アップテンポな曲の要はリズム感です!今回は歌をメインにお伝えしましたが、これは楽器の演奏でも同じことが言えます。体全体でリズムを感じることができたら、アップテンポに限らずどのテンポの曲でもかっこ良く歌えます。そして、声の強弱や緩急をつけることにより、さらに上級の歌い方ができますよ。ビブラートなどのテクニックについては、また詳しくお伝えしようと思います。
どの項目も、中途半端に取り入れてしまうと逆にボロが目立ってしまうため、まずは一つずつできることから、丁寧に確実に練習をしていきましょう。カッコよく歌えるコツを知っているだけでも、いつか活かせる時が来ますよ♪