合唱祭にも使える!綺麗な声の出し方〜その2 女性編〜
こんにちは。こちらは、『合唱祭にも使える!綺麗な声の出し方〜その1〜』の続編になります。
前回は、歌を歌う前にしてほしい、発声練習についてお話させて頂きました。
今回は、その発声練習を生かして、実際に歌う時、どのように声を出したらいいのかをご説明させて頂きたいと思います♪
女性編・男性編に分かれてご説明していきますので、どうぞ参考にしてみて下さい☆
声の出し方【女性編】
それでは早速、女性からご説明していきます♪
女性の場合に行ってもらいたいこと、それは、
すべての音を裏声で歌う
ということです!
「裏声って聞いたことあるけど、自分のどの声が裏声なのか分からない!ってか私ちゃんと裏声出せるの!?」
そう思う方もいると思います。
大丈夫です。裏声は、ほとんどの方が出すことができます。
自分が気付かないうちに出していた、というケースもよくあります。
ですので、この記事を参考にして頂き、「これが裏声なんだ!」ということを理解して頂けたらと思います!
それでは、裏声の出し方をご説明したい思います。
〜その1 基礎編〜でご説明した、発声練習の方法。
低い音から高い音んだんだんと声を上げていきましたね。
この時、ある一定の音までしか音が出ず、それより高い音を出そうとすると、〝何かが切り替わったような感覚〟になりませんでしたか?
音で説明すると、女性の場合は、ドやレの音よりも高い音を出そうとすると、切り替わる感覚になる人が多いと思います。
もちろん人によって高さに違いがありますもで、自分の感覚をつかんでください。
切り変わる感覚の後は、それよりも声のボリュームが小さくなって、声に空気の音が多く入っているような音色になると思います。
そう、まさにそれが裏声です!!!
高い音を出そうとすると、声帯がそれに順応して、音を出そうとしてくれるのです。
さて、この裏声。
高い音だから出すの大変だけど…ご自分のその声、聴いてみて下さい。
なんだか、いつもより綺麗な声じゃないですか??
まるで外国の少年合唱団のような…。
そうなんです。
裏声は、つまりは、キレイな声なのです!!!
そして、突然では難しいかもしれませんが、
先ほどの発声練習、最初に行った時は、普通の声(〝地声(ぢごえ)〟と言います)から、だんだんと裏声になったと思います。
では、今度はそれを、全部の音を裏声で、やってみてください。
今までよりも低い音は出せなくなるかもしれませんが、音がひっくりがえるようなこともなく、素直に声を出すことができませんか?
そうなんです。
「裏声で歌う」というのは、キレイな声が出るからだけではなく、自分の声のコントロールもしやすいのです。
最初は、「全然コントロールできないよ!」と思うかもしれませんが、先ほど行った、全部裏声での発声練習を行って、合唱曲も裏声で歌うように心がけると、次第にコツが掴めてくると思います♪
そしてだんだんコツが掴めてくると、先生がよく言うような「鼻の奥に響かせるように」だとか「頭から声を出すように」良いうことが、一体どういうことなのかが分かるようにもなると思います。
よく教科書にも書いてありますが、「鼻に響かせる」なんてイメージだけでできるようになるワケがないですよね(笑)
まとめ
今回は、女性の声の出し方についてご説明させて頂きました。
簡単そうに見えて、実は難しい…。でもそこが合唱の醍醐味なのです!
いつもカラオケで歌っている声とは少し違うかもしれませんが、〝合唱用の声〟を持っているというのはとても強みになります。
時間はかかってしまうかもしれませんが、ぜひ、実践してみて下さい!
男性編は、〜その3 男性編〜にてご説明いたします。
ぜひそちらもチェックしてみて下さい♪