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第3ポジションと中間(1/2)ポジションを覚えよう!

ポジションの解説も今回で第3ポジションまで進んできました。ここまで進むと少し弦を押さえることが楽になってくるのではないでしょうか。音が高くなってくると左手のフォームにも徐々に変化が出てきます。ハーフポジションに比べ、音の間隔が狭くなり左手の指の開き具合も狭くなってきますので「音の間隔が狭くなってくる」ということを知識として持っておき「指と指の間隔」を身体で覚えていくと良いでしょう。

ウッベ ポジション表

Pinterestより

第3ポジションを覚えよう!

第3ポジションは第2と第3の中間ポジションから1音上に上がった音から始まります。これまで半音上に上がっていましたが第3ポジションは前のポジションから1音上がった音からはじまります。

ピアノの鍵盤を想像すると分かりやすいですがこれまではA(ラ)→B(シ♭)などとピアノの白鍵から黒鍵へと半音ずつ移動していましたが、今回はH(シ)→C(ド)と白鍵から白鍵の移動となるので音の間隔は1音となります。この辺りは知識として覚えておけば大丈夫です。

 

各弦の音(コントラバス運指表参照)

  • G線(ドード♯ーレ)
  • D線(ソーソ♯ーラ)
  • A線(レーミ♭ーミ)
  • E線(ラーシ♭ーシ)

第3と第4の中間ポジションを覚えよう!

第3ポジションを覚えたら半音上がった中間ポジションを覚えていきましょう。ここまでくると更に音と音の間隔は狭くなってきます。ポジション内で弾けるスケールも多くなってくるので並行して練習をしていくとよいでしょう。

 

各弦の音(コントラバス運指表参照)

  • G線(ド♯ーレーミ♭)
  • D線(ソ♯ーラーシ♭)
  • A線(ミ♭ーミーファ)
  • E線(シ♭ーシード)

まとめ

ポジションが上がるにつれ、よく使う弦と使わない弦が出てきます。例えばG線の第3ポジションは頻繁に使用しますし、D線のポジションも1本の弦で移動したい時によく使用します。慣れてきたらA線のポジションも使用していく習慣をつけていきましょう。それに対して、E線の第3ポジションはめったに使用しません。押さえるのも大変になってきますが、知識として音の並びは覚えていきましょう。

D線やA線の第3ポジションや中間ポジションにある音は、曲の中で音が跳躍する時やポジション移動が難しい時に効果的に使用できるので横の関係をしっかりと覚えておきましょう。

音が高くなると音と音の間隔が狭くなるという「知識」を持って指の開き具合を「身体」で覚えていく。そしてポジション内で弾けるスケールを並行して練習していく習慣をつけ横の関係を覚えていく。このことを忘れずにポジションをマスターしていきましょう。

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