コツを掴もう!洋楽をカッコよく歌えるポイント
手軽に音楽が聞ける時代になりました。音楽は日に日に流行りが移り変わりますが、洋楽人気は今も根強いです。今回はそんな洋楽を、英語が話せる人も話せない人でも、カッコ良く歌えるポイントについてお話ししたいと思います。
1.舌のトレーニング
英語は日本語に比べて、舌をよく使います。英語の発音の「R」や「L」の時、「th」などが分かりやすいと思います。まずは舌をしっかりトレーニングしておくことで、より英語の発音を綺麗にしましょう。
まず、「る」と5回早く言ってみましょう。次は「らりるれろ」を5回早く言ってみましょう。舌がもつれずに言えましたか?この時、口の形はしっかり、母音の「あいうえお」の形を意識して、力まずに発声することがポイントです。苦手な人はゆっくりからでも構いません。余裕のある人はある程度早く、それをキープして何度か練習してみてください。
また、巻き舌ができる人は5秒からキープしてやってみてください。顎に余計な力が入らないので良いトレーニングになります。
2.リズム
洋楽をカッコよく歌えない一つの原因として、リズムの取り方があげられます。洋楽のリズムは、常に2拍目と4拍目にアクセントを感じます。これを、バックビート(アフタービート)などと言います。
まずは4拍子の好きな洋楽で手拍子をしてみてください。曲に合わせて「1.2.3.4、1.2.3.4〜」と手拍子を続けてみましょう。次は、2拍目と4拍目だけ手を叩いてみましょう。「○.2.○.4、○.2.○.4〜」のように続けます。(○のところは休みます。心の中で1拍目と3拍目を感じましょう)
まずは今のようなリズム練習をして、バックビート(アフタービート)に慣れていきましょう。慣れ出したら、いろんな速さの曲で試して、リズム感をつけていきましょう。リズム感の違いで歌い方にも差が出てきます。
3.何度も聞く
洋楽は、英語に馴染みのない人にはとてもハードルが高く感じてしまいます。そして、いきなり歌詞を見ながら曲を聞くと、今どこを歌っているのか迷子になるという人も出てきます。しかし、何度も聞きながら、まずはしっかり耳で覚えることが、洋楽を歌う上での最大のポイントです。何度も聞き、歌詞がなくてもある程度口ずさめるようにしましょう。
これは、邦楽でも同じことが言えます。何度も聞くことで、どこのフレーズで強弱がついているか、どんな感情で歌っているか、なども掴めたりしますよ。
4.歌詞を準備
ある程度口ずさめるところまできたら、いよいよ歌詞を用意します。そして、曲を聞きながら歌詞を見ていきましょう。なんとなく、何を言っているか分かるようになっていませんか?
次は、用意した歌詞の上に、カタカナで聞こえるまま発音を書き出してみましょう。
例えば、「I need you〜」という歌詞があるとします。その場合、「アイ ニード ユー」と、そのままの単語読みを書くのではなく、「アイ ニージュー」のように書きます。
このように、単語同士が繋がり発音が変わることをリエゾン(リンキング)などと言います。洋楽や英会話では、度々リエゾン(リンキング)が起こるため、単語で覚えている人にとっては、何を言っているのかちんぷんかんぷんになりやすいのです。聞こえるままに発音を書くことで、リエゾン(リンキング)を自然と聞き取っていることが多いのです。耳で慣れていきましょう。
5.アクセント
カタカナで発音が書き出せたら、次のポイントはアクセントです。どの言葉を強く言っているか、どこがよく聞こえるかを聞き、その言葉にチェックや丸をつけましょう。
アクセントをつけることでリズムが強調され、よりリズミカルに、発音も鮮明に歌うことができます。
まとめ
今回は洋楽をカッコよく歌うためのポイントを5つお伝えしました。まず、日本語と英語では言語の特徴が違うため、歌い方も違ってきます。英語に馴染みのない人が多いと思いますが、何度も聞き、コツさえ掴めると自然と身につきますよ!紙に歌詞を書き出すだけでも、歌詞や英語を理解する一つのポイントになります。それぞれの項目を練習することで、洋楽だけでなく邦楽、楽器の練習にもなるので、ぜひ試してみてくださいね!