【自宅で簡単ボイストレーニング】自宅の物を使って自主トレしよう!
ボイストレーニング教室に通っていても、「次のレッスン日まで喉の調子を維持していたい」「毎日自宅で行えるボイトレが知りたい」と思ったことはありませんか。
そこで今回は、自宅で簡単に行えるボイストレーニング法をご紹介していきます。
どこの家にもあるアイテムや、何も使わないで行えるボイトレ法をピックアップしているので、ぜひ参考にし自宅で試してみてください。
目次
自宅でボイトレは行える
自宅でのボイストレーニングは簡単に行うことができ、メリットもたくさんあります。
【自宅でのボイトレのメリット】
・音程が安定するので低音から高音までの声が出しやすくなる
・喉のコントロールが上達する
・腹式呼吸が身に付く
・声量を維持できる
・滑舌が良くなり、歌詞がすらすら読める
これからご紹介する方法を毎日10分〜20分程度、自宅でコツコツ行ってみましょう。
自宅でできるボイトレ5選
自宅で簡単に行えるボイストレーニング法を5つご紹介していきます。
ぜひ参考にしていただき、自宅で気楽に行えるトレーニング法を見つけましょう。
目指せ30秒!【ロングブレス】
「ロングブレス」は、自宅で最も簡単に行えるボイストレーニング法です。
息をたくさん吸い、できるだけ長く細く息を吐き続けるトレーニングで、基本的口は「う」の形で維持します。
3秒間息を吸い、7秒かけて息を吐き続けましょう。トータル10秒になるような感覚です。
その際に「スー」と空気が前歯から抜けていくように行います。
できるだけ繰り返し行えるようになるとベストですが、最初のうちは酸欠になってしまう可能性もあるので、30秒を目安に行ってみてください。
次第にお腹周りの筋肉も意識できるようになるので、発声した際には安定した声を出せるようになりますよ。
口周りの筋肉ほぐしに【リップロール】
「リップロール」は、唇の力を抜いた状態でブルブルと震わせる方法です。
やり始めは震わせる感覚を掴めるように、少ない息で行ってみましょう。
慣れてきたら声も一緒に出し、音程をつけて30秒間行ってみてください。
どうしても上手くできない場合は、飲み物などで唇を濡らし指で軽く唇を押さえてみるとやりやすくなります。
毎日行うことで、口周りの筋肉がほぐれ、実際に歌った時に変な力が抜け、リラックスした状態で歌うことができますよ。
鼻歌でOK!【ハミング】
「ハミング」は、大まかにいうと鼻歌のことです。
普段から無意識に行っている方もいるのではないでしょうか。
実はハミングもボイストレーニングに欠かせない方法なのです。
しかし、普段の鼻歌では効率よく上達していかないので、次のことを行ってみましょう。
まず、腹式呼吸で息を吸い、自分が出せる最低音を鼻から出します。
そして次第に高音域までハミングで行ってみましょう。
自分が出せる最高音まで来たらまた下がります。
これを最低3回は往復してみましょう。
喉のトレーニングとして活用できるのでぜひ試してみてください。
ストローで簡単トレーニング【ハイトーン】
「ハイトーン」は、ストローとペットボトル、水を用意します。
しかし、ハイトーンのトレーニングで使用するストローは、タピオカ入りジュースなどを飲む際に使われる少し太めのストローです。
100円均一などで売っているので、簡単に購入できますよ。
トレーニングの方法は、ペットボトルに水を半分入れストローを挿します。
この時、底から3センチほどストローを浮かせましょう。
そしてストローに息を吹き込んでブクブクさせ、そのまま歌ってみてください。
それだけで効果が出るの?と心配になりそうですが、実は喉の調子を整えるのにとても良い方法なのです。
カラオケや、歌う前に行ってみると高音が出しやすくなりますよ。
早口言葉で【滑舌・発声練習】
「滑舌・発声練習」のトレーニングは、早口言葉を行いましょう。
曲によって目で追いつけないほど速い歌詞や、曲自体が速いものもあります。
そのような時に対応できるように、早口言葉でトレーニングを行いましょう。
その際に、滑舌を意識することが大切です。
例として、
「この寿司は少し酢がききすぎた」
「きくきりきくきり3きくきり あわせてきくきり6きくきり」
「この竹垣に竹立てかけたのは竹立てかけたかったから竹立てかけた」
などを試してみてください。
色々試してみると、自分の苦手な口の形や言葉を知ることもできますよ。
→次のページでは
「家にある物を使って行えるボイトレ法」をご紹介していきます。