社会人で吹奏楽団に入る時の注意点【初心者・経験者・現役】

社会人で吹奏楽団に入る時の注意点【初心者・経験者・現役】

「大人になってからも学生のように吹奏楽を楽しみたい」

「初心者だけど吹奏楽コンクールに出てみんなと達成感を味わいたい」

と、大人になってから吹奏楽団に入りたいという方は少なくありません。

しかし、社会人吹奏楽団に入るにはどんなことを気をつけたらいいのでしょうか。

 

今回は「社会人で吹奏楽団に入る時の注意点」について解説していきます。

社会人吹奏楽団とは

社会人吹奏楽団 挿入画①

社会人吹奏楽団 とは、一般吹奏楽団とも呼ばれ、音楽を続けたい社会人が集まり、地域のイベントやコンサート、コンクールなどに向けて活動をしている団体です。

高校や大学で吹奏楽を経験した人や、大人になってから楽器をはじめた方など、いろんな方と一緒に一つの団体として音楽を続けられます。

職業や年齢、音楽の経歴年数などバラバラなので、学生の時の部活とは少し違う雰囲気があるのも特徴です。

 

社会人吹奏楽団に入る前に注意しておきたいこと

社会人吹奏楽団 挿入画②

基本情報を確認

社会人吹奏楽団に入る前にインターネットや体験入団、見学などで基本情報を把握しておきましょう。

主に確認しておきたい基本情報とは

  • 楽団の団員数
  • 会費の金額
  • 練習場所や頻度
  • 募集しているパート

です。

特に確認してほしいのは「募集パート」です。

みんなで活動している吹奏楽団なので、合奏する際のパートが偏ってしまってはいい演奏が行えません。

自分が必要とされながら、やりがいを感じるような楽団に入るようにしましょう。

 

しかし、募集されていない可能性もあるので、その際には直接交渉をしてみるのも一つの手です。

全員が社会人ですので、都合がつかず練習や大会に出られないという方もいます。

そういったことも考えられるので、一度相談してみましょう。

 

楽器を持っていなくても貸してくれるのか

多くの社会人吹奏楽団では、楽器のレンタルなどは行っていません。

一人ひとり自分の楽器を所有し、練習場所へ持参してくるスタイルが多いでしょう。

募集されている項目にも「楽器を所有している方」と書かれていることが多いので、マイ楽器を手に入れてから入団を検討することをおすすめします。

 

しかし、打楽器パートは楽団で所有している楽器を使用する場合があるので、打楽器パートとして入団を考えている方は一度問い合わせをした方がいいでしょう。

 

めざすべき目標は同じか

入団する前に社会人吹奏楽団は何をめざしているのかを確認しておきましょう。

「楽しく演奏できればいい」団体や「観客が満足でき、大会で成績を残したい」団体など目標は様々。

自分が目標としていることと一致しなければ、意見の食い違いが起きてしまいます。

めざすべき所が自分と同じ団体を選ぶようにしましょう。

 

演奏する曲目の決め方

意外と気にしないで入団を決めてしまうのが「曲目の決め方」。

吹奏楽団の幹部となる方が決めたり、団員のリクエストから選曲するなど、団体によって曲目の決め方はバラバラです。

幹部が決めてしまうと、年代が偏ってしまう傾向があるので、団員もお客さんもイマイチ楽しめない場合もあります。

自分の意見が反映されたり、周りの意見を聞くことができる吹奏楽団だとより楽しみながら演奏することができるでしょう。

 

→次のページでは

「注意しておきたいこと【レベル別】」を解説していきます。

 

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