【楽器クロスってなに?】お手入れに欠かせない楽器用クロスの種類と注意点

【楽器クロスってなに?】お手入れに欠かせない楽器用クロスの種類と注意点

今回は「クロスの種類」について解説していきます。

クロスは拭き取るだけと思っていませんか。実はその他にもさまざまな面で活躍してくれるのです。

では、拭き取る以外にクロスはどのようなことができるのでしょうか。

早速見ていきましょう。

 

クロスとは

 

クロスとは、楽器専用に作られたタオルのような布で、楽器の表面についた指紋や汗などの汚れを拭き取る際などに使われます。汚れをそのままにしてしまうと、見た目だけでなく音色にも支障が出るので1枚は必ず持っておきましょう。

 

クロスの種類

 

クロスと言っても使い道が異なるので、それぞれのクロスの特徴を解説していきます。

 

管楽器の内部の水分を取るためのクロス

クロス 挿入画①

引用:Amazonクラリネットスワブ

一般的に使用されているのは、息を使って奏でる管楽器の内部の水分を拭き取るクロスです。

管楽器にとって水分は敵であり、放置しておくと音色に重大な問題が発生してしまいます。

演奏中や演奏後に管内に通し入れるようにして水分を取り除くようにしましょう。

 

また、使用後は楽器と一緒にケースの中に入れないようにもしましょう。

こまめに乾かし、清潔に保つことをおすすめします。

 

楽器表面の手汗や指紋を拭き取るクロス

クロス挿入画②

引用:Amazon 拭き取るクロス

 

管楽器の表面の汚れを拭き取るクロスは、ほとんどの楽器に使用することができます。指紋や汚れを拭き取るようにしましょう。

また、クラリネットなど木製で作られた楽器は一見汚れが目立たないかもしれませんが、実は指紋が多く付着しており、さらには金属の部分が細かい細工になっているので、より手入れを行わなくてはなりません。

金属が使用されている楽器は、汚れによって変色や動きが悪くなる可能性もあるので、しっかり拭き取るようにしましょう。

拭き取りの際には力を込めず、優しく拭き取ることを心がけましょう。

 

銀製楽器の表面の変色や汚れを拭き取るクロス

クロス 挿入画③

引用:Amazon 銀製楽器専用クロス

クロスの中には、銀製楽器の表面の変色や汚れを拭き取ることに特化しているものがあります。

銀製や銀メッキ仕上げの楽器を数種類の研磨粒剤が含まれたクロスによって黒ずんだところをキレイにすることができます。

しかし、研磨粒剤が含まれているということは、表面をわずかながら削っているということなので、無理に他の場所に使用しないようにしましょう。

 

銀製楽器用クロス自体が黒ずんでしまっでも、研磨効果は低下しないとされているので、長く使用することも可能です。

しかし洗濯をしてしまうと効果が落ちてしまうので気をつけてください。

ケースに入れて楽器の変化を予防するクロス

クロス 挿入画④

引用:Amazon 楽器ケース保管用クロス

 

上記のクロスたちは、基本的楽器ケースに入れないで保管する方法が望ましかったのですが、このクロスは楽器と一緒に保管をし、楽器の変色や湿度を一定に保つために使用できる布です。

楽器ケースに入れておくだけでケース内の湿度を長期的に保持することができます。

最適なコンディションを保つために特殊な機能を持っているので、飛行機などの移動にも使用することができるでしょう。

 

→次のページにて

「クロスを使用する時の注意点」を解説していきます。

 

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