【ピアノ初心者向け】教則本の選び方とおすすめの本3選
今回は「ピアノ初心者向けの教則本の選び方」について解説していきます。
「ピアノを始めてみたいけど、何から始めたらいいかわからない」「教則本で学んでみたいけど、どんな内容が入っているものがいいのだろう」と悩まれている方に向けた解説になります。
教則本の選び方はもちろん、ピアノ初心者に必要な知識や練習法が載っている本もご紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
ピアノ初心者 おすすめの本の選び方
指番号や指の動きがわかる
ピアノ初心者でまず最初に知っておきたのは、指番号や指の動きです。
指番号とは、親指から小指まで1・2・3・4・5と番号が振られており、曲を効率よく弾くための指示になります。
曲によって振られる番号は変わってきますが、ある程度決まりはあるので、段々と体が覚えていくようになるでしょう。
番号を覚えると、基本的な動かし方に繋がるので、上達が早くなるだけでなく、ミスも減っていきます。
よりスムーズに弾くための基礎知識をつけましょう。
コードの基礎を知ることができる
コードとは、2つ以上の音が重なって作り出される和音のことです。
コードはピアノには欠かせない知識で、左手の伴奏やメロディとの組み合わせの際に必要になってきます。
いずれ作曲を考えている方や、ジャズを勉強したい方には、覚えていてもらいたい知識です。
コードを理解することで演奏の幅も広がり、早く曲を覚えたり弾く楽しさを実感できたりと、メリットがたくさんあるのでコードを教えてくれる教則本を選びましょう。
知っている曲が載っている
ピアノの教則本に載っている曲目は、教則本によって変わってきます。
少しでも楽しく、長続きさせた練習をしたいなら、自分の知っている曲が記載されている教則本を選びましょう。
「クラシック」・「アニメ」・「JPOP」などジャンルに分けられたものからも選ぶことができます。
なるべく馴染みのある曲が入っている教則本を選び、楽しみながら学んでいきましょう。
スケール練習が載っている
ただ好きな曲を演奏するだけでなく、スケール練習という基礎練習が大切になります。
スケール練習とは、簡単に言うと音階をひたすら登ったり下りたりする練習法です。
単純なものですが、何度も続けることで
・指に力がつき安定した演奏ができるようになる
・鍵盤の距離感を把握できる
・耳コピができるようになる
・アドリブで曲を作れるようになる
など、さまざまなメリットが生まれます。
しっかり練習できるよう、レベルが徐々に上がっていくスケール練習が記載されているものを選びましょう。
CDやDVDでお手本が聞ける
教則本だけでは、音の感覚が掴めないこともあるので、CDやDVDが付属されているものを選びましょう。
映像や音声なら、弾き方を十分に真似することができます。
また、好きなところで停止しておけるので、自分のペースで見たり聞いたりできるのもメリットです。
目だけでなく、耳からも情報を取り入れられる物を選びましょう。
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「ピアノ初心者おすすめ3選」を紹介していきます。