ファゴットは小3男子の身長と変わらない!?【ファゴットの歴史と代表曲も】

ファゴットは小3男子の身長と変わらない!?【ファゴットの歴史と代表曲も】

ファゴットが使われている曲3選

ファゴットが使われているクラシック曲をご紹介します。

①W.A.モーツァルト / ファゴット協奏曲 K191

ファゴットを中心とした楽曲の中で、1番と言っていいほど有名な曲です。

モーツァルトが12歳の頃の作品であり、他にも3曲ファゴット協奏曲があると言われていますが、実際に存在するのはこの曲のみだそうです。

ファゴットはこんなに魅力的な音を持っているのだと実感させられる曲になっており、ソロの間に時折聞こえてくるトリルのテクニックがまた、ファゴットの人気の理由なのでしょう。

引用:https://www.youtube.com/watch?v=rXBdRonU6bY

チェコの作曲家、フチークが作曲を手がけた「小言の多いおじさん」。

別名「小言親父」とも呼ばれており、ファゴットのソロが楽しい雰囲気を演出してくれます。

紹介している動画は、2007年放送のNHK N響アワーでのコンサートの様子です。

首席ファゴット奏者の「水谷上総」さんが、おじさんになりきりコミカルな演奏を繰り広げてくれ、大きな話題となりました。

引用:https://www.youtube.com/watch?v=fyH0KX8HvDI

③ウェーバー/ファゴット協奏曲ヘ長調 作品75

 

ベートーヴェンより16歳年下のウェーバー。ドイツにおけるロマン派の作曲者でした。
12歳の時に初めて作曲を行ったそう。
この曲は1811年に友人であるクラリネット奏者のハインリヒ・ベルマンとの旅行中に生み出したものとされ、ミュンヘン宮廷楽団のファゴット奏者のために生み出されました。

現在ではモーツァルトのファゴット協奏曲と並ぶほどの傑作と言われており、世界中の多くの方に親しまれています。

動画内では、華やかなソロ演奏をお楽しみください。

 

引用:https://www.youtube.com/watch?v=UVO0AsIhItQ

まとめ

今回は「ファゴットについて」解説して行きました。

ファゴットは135センチほどの大きな木管楽器です。4つのパーツを組み合わせて一つの楽器にします。

また、一本の管のように見えますが、実際のところは内部が二つ折りになっているので、全長260センチにもなります。

ファゴットは16世紀には原型となる楽器が生み出されており、次第に8つのキイから6つのキイへと変化を遂げました。

温かみのあるファゴットの音色はさまざまな場面で用いられ、モーツァルトやフチークによって名曲が誕生しました。

大きな楽器だけど、実際にはどのような音が出るのか知らなかった方も、今回の記事で魅力に気づいてもらえたかと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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