夜景と女性

難しいフレーズもラクラク!魔法のようなフルート練習法1

曲のなかには難しいフレーズがひとつやふたつは、ありますよね。練習曲などは、最初から最後まで手を変え品を変え、たいへんな運指が出てきたりします。

そんな時、あなたはどのように練習しているでしょうか?
時間をかけて何回も同じところを吹いていますか? それでも出来ないときは、どうしていますか?

従来よりも驚くほど短時間でできるようになる、魔法のような練習法を試してみましょう。

ただ何回も練習するのは時間がもったいない!

時計

1.正しい素振りをする

スポーツでは、フォームが大事です。テニス、野球、卓球……みんな素振りをしていますね。この素振りを、もし、正しいフォームでしなかったとしたら、どうでしょうか。体力や根性を育てる以外にあまり意味はなく、時間の無駄ということになります。

フルートに「正しい素振り」を当てはめると、「正しい指使い」ということになります。難しいフレーズがやってきたら、「間違えずに、全て必ず正しい指使いで吹く」ということです。

とは言え、難しいから間違えるのですよね。

それならば、間違えない速さですれば良いのです。1フレーズ(メロディをひとつ)取り出し、遅く吹いて、間違えたら、もっと遅く。そうやって、指の正しい使い方、正しい指の組み合わせを、脳と身体に覚えさせていくのです。

2.指と脳とを繋げる、脳をだます

正しい指使いでゆっくり練習していくと、だんだん指が意識されるようになると思います。いままで「人差し指を上げる、下げる、中指を上げる」などど意識して吹いて来なかった人には新鮮な感覚かもしれません。

こうやってゆっくり吹いて、数回きちんとできたら、少しスピードを上げる。そこで間違うと、また違う情報が脳へ行ってしまうので、けっして間違えないように、緩やかにスピードを上げることがポイントです。「私は間違えない」と脳に思い込ませると同時に、脳に動きを記憶させていきます。

3.ずっとゆっくり、ある時いきなりインテンポで!

ゆっくりゆっくり間違えないように練習して、少しテンポを上げても大丈夫になったら、その後は方法が二つあります。

ひとつは、そのまま少しずつテンポを上げ続け、本来の速さ(インテンポ)に持って行くやり方。

もうひとつは、ずっとそこそこの速さで練習し続け、もう半分上の空でも間違えない、と思ったら、いきなりインテンポにします! するとあら不思議、脳が「私は間違えない」を実践してくれるのです。

 

脳も使えば確実に上達します!

考える牛

ただ身体に覚えさせるのではなく、脳を利用することで、効率よく確実に上達していきます。この練習のポイントは、「速く吹きたい」という欲に打ち克つことです(笑)。急がば回れ! と言われるように、遠回りに見えても実はこちらが早い、ということもあります。ぜひお試しくださいね。

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魔法のようなフルート練習法2

魔法のようなフルート練習法3

魔法のようなフルート練習法4

魔法のようなフルート練習法5

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