バッキングを覚えて君もJAZZピアニストになろう! その1
ピアノ教室に行くとハノンだバイエルだスケール練習だと指を動かす練習はたくさんしますね。
もちろんそれらは主役をはる時には、とても大事な事なので怠らないように練習に励みたい物ですが、バンドを組んでポピュラーをやりたいとなると話は別です。
JAZZ、ROCK、POPSをかっこ良く演奏するにはセンス良くバッキングできる事が大切です。バッキング習得の一番の近道は色んな音楽を聞いて耳で習得することですが、ここでは今日から使えるバッキングのリズムパターンをいくつかご紹介したいと思います。
ピアノ初心者も楽譜が無くてもピアノが弾ける! 4.ベースを入れてみようと併せて読むと、すぐにでもポピュラーミュージックの世界で活躍できるピアニストになれますよ!
バッキングとは?
まずは、「バッキングって何?」というところからお話していきましょう。
バッキングとはつまり伴奏の事!
バッキングとは、一言で言ってしまえば伴奏の事です。主役はヴォーカルであったり、管楽器であったり様々ですが、その主役を際立たせる事ができるかどうかが、センスの見せ所です!
あまり難しく考えないで
難しいJAZZでは、とても真似できない!というようなリズム感を要するバッキングもありますが、今回は主役を際立たせるあまり弾きすぎないバッキングをやっていきましょう!
「弾かない」事も時に高度なバッキング技術なのです!
今日から使えるバッキングリズムパターン
シンプルに行こう
超基本の4分音符ですね。
「習わなくても解るよ!」なんて馬鹿にしてはいけません。これほど万能で使えるバッキングはないんです。
ポイントとしては、「きざみはシンプルでいいがどこかでビート感を出す」という事です。図の場合、小節のおしりの方で8分音符を入れているので、この曲は8ビートなんだなと判ると思います。
ポピュラーミュージックは1にも2にもリズムが肝心です。
きざみ自体をビートに乗せる
さきほどは、ベースによってビート感を出しましたが、今回は右手で弾いてるコード全体でビート感を出します。
これでよりはっきりと8ビートな感じがしますよね。
ベースラインはみなさんのレパートリーの足しになればと少し難度を上げましたが、難しければコードと同じリズムでかまいません!
ボサノバ風のリズム
一気に難易度が上がってしまいましたが読者のみなさんはついて来られると信じています!
しかしこれもベース音のリズムを変えて右手と同じリズムを刻めばそれほど難しくないですよ!
ポイントとしてはDm7からG7に移り変わるタイミング。こういうリズムの事を「リズムを食う」とか「食ったリズム」なんていったりしますよ!かっこ良く「バックビート」なんて言ったりもします。
まとめ
今日のポイント!
「JAZZをはじめポピュラーミュージックではとにかくリズムが大事!」
「シンプルにバッキングすることでヴォーカルや管楽器などの主役が生きる!」
この2点に尽きます。
まだまだたくさんリズムパターンを伝授したいのですが、長くなってしまいそうなので今回はこの辺りで一旦終了します!次回更新をお楽しみに!