バッキングを覚えて君もJAZZピアニストになろう!その2
バッキングを覚えて君もJAZZピアニストになろう!では、『シンプル』と『リズム』が大事だとお話しましたね。
今回はその2という事で、前置きはほどほどにさっそく今日から使えるリズムパターンをご紹介していきましょう!
今日から使えるバッキングリズムパターンその2
と、その前に・・・
その1でも言いましたが、とにかくリズムが大事です。特にバックビート(裏拍)。
メトロノームを使うのは基本ですが、リズムを体に叩き込むためにテンポはいつも2倍から4倍にセットしておきましょう!1拍に4分音符1つでは無く、8分音符が2つもしくは16分音符が4つというイメージをいつも忘れないようにしてください。
電子メトロノームは8分きざみ、16分きざみをワンタッチでセットできるのでオススメです。
チトトトチトトト♪練習あるのみ♪
それでは本題に参りましょう!
裏打ち!裏打ち!裏打ち!
これは初心者でも中級者でも難しいと思います。
自分で出来てると思っても録音して聞いてみると、重たくてもたもたした感じになってしまうんですよね。
それくらいバックビートって奥が深い・・・
コツを言葉でお伝えするのは難しいのですが、右手の刻みはできるだけ正確に、ベースの付点8分はちょっとタメ気味に強めで16分を歯切れよく弱めにするのがかっこいいと思います。なんというか、気持ち乱暴な感じです。
クラシックの先生のレッスンではそういう弾き方をしないようにしましょう。
アルペジオ
これも汎用性の高いバッキングです!
アルペジオはバラード曲に合う、というイメージかもしれませんがROCK、FUNKの裏でピアノがポロポロ鳴ってたりしますし、ギターがアルペジオの時はピアノは2分音符か全音符を弾いて、ピアノがアルペジオの時はギターにきざんでもらう、というった感じでアレンジするとすっきりまとまると思います。
当然バラードにもピッタリの奏法ですよ!
アルペジオ・パターン1
上記はコードの構成音ばかり使っていますが、経過音として9thを入れたりするのも自然です。9thについてはこちら
アルペジオ・パターン2
これだと弾きすぎな感じもするので下のように弾きっぱなしにするのも良いですね。
アルペジオ・パターン3
パターン1パターン2はバラードによく合うと思います。次の図はどうでしょうか。
パターン2でずっと音が鳴っているとうるさい、と書きましたがにぎやかな曲ならこのくらいうるさく行きましょう!和音はギター、ベースはベースがやってくれるのでじゃあピアノは何をするのかというとこのように(これはあくまで1例だが)高い音で打楽器的な役割をする、というのも一つの方法だと思います。サウンドがキラキラしてくると思いますよ!
まとめ
まだまだあるんですが、キリがないのでバッキング編はここで一旦終了にしましょう。
やっぱり一番の上達法はたくさんの音楽を聞くことと実際に演奏してみる事ですよね。ちょっとくらい失敗したっていいんですから、あれこれ試してみるのがいいですよ!
最後にくどいようですがもう一度
リズムが大事!