女性の首元と本

高音を楽にキレイに!②魔法のようなフルート練習法4

前回の「高音を楽にキレイに! 魔法のフルート練習法3」では、身体を折り曲げるだけで高音を楽にキレイに吹く方法をお伝えしました。今回は「なぜこのようにすると高音が鳴りやすいか?」を、簡単に解説致していきます。理解しておけば、いつでも対処できます!

過去の記事はこちら↓↓

魔法のようなフルート練習法1

魔法のようなフルート練習法2

魔法のようなフルート練習法3

音程を作り出す条件とは?

料理男子

音程を作り出す条件は、大きく分けてふたつ。運指と、息の使い方です。
息の使い方に関しては、これも大きくふたつに分けることができます。息の方向速さです。

ここにはよく誤解があって、「高音を出すには息を強く出す」という認識が、広まってしまっています。確かに、特に初心者や体力的に強くない方は、息を勢いよく出す習慣がありませんので、「強く!」という感覚も必要になります。だからこれも間違ってはいないのです……いないのですが、この考え方だと、いつか躓いてしまいます。なぜ「強く」という表現が使われるのかは、時と場合によると思っていたほうが良いでしょう。

高音を出すためには?

道路疾走

さきほど、音程を決めるのは息の方向と速さだと書きました。
高音の場合は、息の方向が上向き速さは速く、となります。

息の方向を上向きに

高音を出すためには、下唇を操作して、息の方向をわずかに上に上げていきます(「ソノリテ」では下あごの操作と表現されています)。フルートを構えずに、下唇を前に突き上げるようにして息を出してみましょう。息が上を向くのが分かるでしょうか?

人間の顔の形は、骨格、歯並びなどによりそれぞれ違いますので、「ふー」と吹いたときに息が飛び出す角度が、みんな少しずつ違います。
高音の苦手 な人は、下のほうへ息が出ていることが多いです。高音になっても、このまま吹いてしまうので、唄口に息がうまく当たっていない状態です。極端な例ですが、 高音は全く出せないのに低音がとてもキレイに出せる、という人も居ます。低音にピッタリの息の出し方をしている、ということです。

息の速さを意識する

もうひとつ、高音を出すには、息のスピードが必要です。これが強さと混同される原因のひとつです。
意識的に速い息を出そうとすると、身体に力を入れて、強く吹きますよね。しかし、これよりも速い息を出す方法があります。溜息を一気に吐いてみてください。実はこれが一番勢いのある息なんです! 目の前に紙を垂らして試してみても良いと思います。

速い息を出すためには脱力が必要(=力は不要)だったのです!

身体を曲げることで得られるメリット

お辞儀する女将さん

身体をお辞儀のように曲げていくことで、腹筋のあたりに負荷が掛かります。「支え」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。横隔膜周りを意識するとか、お腹に力を入れるとか、そんなふうに教わったのではないかと思います。高音域はこの「支え」を、より必要とします。身体を曲げることで、これが自然に得られるのです。そして支えができることで、上半身の余計な力を抜くことができます。
この姿勢をすることで、無意識に息の方向も上を向きます。

何となくで良いので音を出す仕組みを覚えると、自分で工夫することもできるし、気になったときに修正することが容易になります。

いちどにいろいろな身体の使い方をするのは難しいので、息の方向を作る練習、スピードのある息を出す練習と、まずは別々にやってみてはいかがでしょうか。

続きの記事はこちら↓↓

 

魔法のようなフルート練習法5

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