

オペラはクラシック界の映画館!?敷居は全然高くない!
「オペラ歌手は知ってるけど、オペラ自体は見たことがないし知らない。」「興味はあるけど敷居が高くてなかなか勇気が出ない。」「服装にまで気を遣わないといけない。」などと思っていませんか?そんな人のためにオペラがどのようなもので、どのように見たら良いのか紹介していこうと思います。
オペラはクラシック音楽界の映画館!?
オペラを見たことがない人はオペラに対してどのようなイメージを待っているでしょうか。多くの人は体の大きな歌手達が大きな声で歌っているのを想像するのではないでしょうか。必ずしも体が大きな歌手だけではありませんが、間違いではないかもしれません。
なぜならオペラは古くから歌われてきた音楽であるため、機械を使わずに演奏されてきました。つまりマイクを使わないでホール全体に声や音を響かせなければなりません。そのために全身を使うため、何年もかけて大きな体になっていく訳です。もちろん単に太ってしまう人もいますが…。
ではその声を使ってどんなことを歌うのでしょうか。
本場イタリアのオペラの多くは男女の恋愛を描いています。つまりラブストーリーなのです。
ハッピーエンドもあれば悲しい結末もあり、そこに描かれているのは映画と同じで、登場人物達が織りなす物語がそこにあります。
もちろんラブストーリーだけではなく、友情や復讐、コメディもあるため、時には劇場に笑いが起こることも!!
オペラは決して難しいものではなく、映画と同じように気軽に見に行けるエンターテイメントです!
ドレスコードなんてない!ジーパンでも大丈夫!
オペラに行ったことない人はイメージからか、ドレスコードがあるのではと勘違いしている方も多いようです。
でもこれ、全くありません!!!
それどころか夏は短パン、サンダルでいらっしゃる人もいます。
もちろん上品にスーツを着てくる方も、綺麗なドレスを着てくる方もいらっしゃいますが決まりはありません!
映画館に行くときに必要以上に服装を意識したりしませんよね?同じ感覚で劇場に行って、映画を見るつもりで席に座るだけでオペラを楽しむことができます!
お金持ちだけではない!どんな人でも楽しめる!
オペラはお金持ちの人が聞きに行くもの、そう思っている人もいらっしゃると思います。たしかに大きな劇場の1番良い席は1席分のチケットでも数万円することもあります。
しかしそんな大きな劇場でも安い席を設けていることがほとんどのため、それほど予算がなくても聞きに行くことができます!
海外の劇場では1番安い席はワンコイン、なんてこともあります!
その他にも小さい劇場で演奏されたりなど、色々なところでオペラは楽しまれています。もしかするとあなたの家の近くでもやっているかもしれません。
また時には、オペラの中の合唱部分を市民合唱が歌っていたり、キャスト(主要な登場人物)パートに声楽を習っているアマチュアの方が出演していたりなど、見る側だけでなく出演者側にも素人の方がいらっしゃる場合もあります。
見る側にも歌う側でも、誰でもどんな人でも楽しむことができる、それがオペラです。
まとめ
オペラと聞くとヨーロッパの豪華な劇場などのイメージが先行してしまい、どうしても敷居が高いと思われがちです。
しかし実際にはどんな人にも開かれた、まるで映画館のような気軽に足を運んで楽しめる場所です。
そしてプロやアマチュアに関わらず歌うことができる、どんな人でも楽しめる音楽なのです。
ぜひ劇場へ足を運んでみて下さい。素晴らしい世界がそこには広がっていると思います。そして興味がある人はオペラを歌ってみるのはいかがでしょうか。