調律師が家に来た時にやってはいけない事4選!

調律師が家に来た時にやってはいけない事4選!

突然ですが、質問です。皆さんは調律師が家に来ている間、何をしていますか?

「家事をしている」「庭の掃除」「子供と遊んでいる」「買い物に行く」「調律師の仕事を見る」etc…

各々の過ごし方をされていると思います。

が!!もしかしたらあなたのその行動、お仕事の迷惑になっているかもしれません!!

今回は調律師が来た時に何気なくやっていることが実は迷惑になってしまっていること5つご紹介します。

皿洗い

 

①料理、皿洗い、掃除機(家事)

一つ目から身に覚えがある方、結構いらっしゃるのではないでしょうか?(笑)

お料理の炒め物の音、お皿洗いの水の音、掃除機の音、これらの音はピアノの音をかき消してしまうのです。そのため、調律師がいくら鍵盤を強打して大きく音を出そうとも、かき消されて何も聞こえないので調律どころの騒ぎではありません。また、調律師から「お料理やめてください」なんて言うのもかなり言いづらいので、できれば察してやめてほしいところです。調律師も耳を研ぎ澄ませて聞こうと努力はしますが通常より精度の低い仕上がりになってしまうので注意が必要です。(※ピアノが別部屋にある場合は除く)

②おしゃべり

人の話し声もピアノの音をかき消す要因の一つです。

ヒソヒソ話くらいなら大丈夫ですが、例えば家族同士での普通の声量の会話やママ友が遊びに来ていてお菓子を食べながら大笑いしたり、、、なていったらもう何も聞こえません。とにかく、調律中は静かにしていることが一番です(※ピアノが別部屋にある場合は除く)

③テレビをつける

テレビの音もかなり調律に影響があります。小さい音量でニュースを見るくらいなら大丈夫な場合もありますが、バラエティ番組や子ども用のアニメなど笑い声やBGMが大音量で流れるやつは要注意です。お子様が調律の邪魔をしないようにとあえてテレビをつけている人もいるかもしれませんが、その場合はお子様を他の部屋に移動させてあげた方がいいかもしれません。(※ピアノが別部屋にある場合は除く)

幼児の手

④調律中にピアノを弾く

大人の方は流石にないとは思いますが、普段ピアノを弾かないお子様でもピアノの外装が外れている状態だと物珍しさに近づいて来て遊びで弾き出すことがあります。調律中に他の音を出されたらもちろん聞きたい音が聞こえませんので、すぐにやめましょう!見るのは大歓迎です!

⑤番外編:時間に余裕のある日を設定する

調律時間は1時間前後のことが多いですが、お客様宅にお邪魔してから作業完了して帰るまでは約1時間半〜2時間はかかりますので余裕を持って3時間くらいはみておいた方がいいと思います。空き年数が長ければ長いほど、作業時間ももっと長くなる可能性が高いです。お客様が調律の後につめつめで予定があると調律師も焦ってしまい、精度にも影響が出てくるので余裕を持った日時設定をおすすめします。

まとめ

いかがでしたでしょうか。無意識にやってしまっていることはありませんでしたか?慌ただしい日常だからこそ、調律時の1時間だけでも家事の手を止め、テレビを消し、調律の音色に耳を傾けてみてはいかかでしょうか。

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