高い音がなぜか汚くなる場合の最適な改善点&最強ノウハウ
クラリネットは、普通の音程はそれほど音にゆがみはないものの、高い音を出そうとすると、ピーと雑音が発生したりしますよね?
なぜなのか…ちょっと強めに吹かなくては、ピーと鳴ってしまいますね。
その調整具合は、全て練習にかかっています。
そんな高い音をきれいに出すための改善法やノウハウをお教えいたします。
高い音はなぜ出にくいのか
なぜ?を理解しましょう
まずは、チェック項目を挙げますので、自分でチェックしてみましょう。
POINT!高音が出ないときのチェック項目
- 唇の形を高音になるたびに変えていませんか?
自然に変わっているかを意識してみましょう。 - 唇に力が入り過ぎていませんか?強くかみしめすぎも厳禁ですよね?
わかっているけどクセになっている方は要注意です。 - 低温と同じ息の量で高音を吹こうとしていませんか?
高音を出すためには、息の量を少しだけ多く吹きこまなくては、きれいな音になりません。 - マウスピースの角度やくわえる深さはちょうどいいですか?
これはとても大事な点なので、きれいな音が出るくわえ方を自分で研究してみましょう。 - リードをつぶし過ぎていませんか?
リードの調子が音色に直接関係しますから、吹き方の基本を思い出してみましょう。
どうですか?思い当たるところありましたか?あったら、それが気付きになります。
今日から直していきましょう。
最適な改善点
改善方法があるんです!!
とっても有効で、誰でもきれいな音色に変われる!!とおもってくださいね。
POINT!最も有効な改善方法
- 音域が変わっても、マウスピースをくわえる力を変えないで、息を沢山吹き込む様にする。
- クラリネットの角度によって、音色はきれいにも、汚くもなります。なので、角度を支える左手の親指で微妙に変えて、一番良い音が出る角度を探します。
- 唇を噛みしめるのではなく、軽くマウスピースを覆うようにくわえるクセをつける。
これは、基本ですので、噛みしめる人は、絶対に直した方がいいです。 - 肩が緊張していませんか?楽に演奏するほど、きれいな音色になります。
肩が上がってしまう人は、意識をして、楽にしてみましょう。
全てできたら、完璧です!!頑張って練習をしましょう。
最強ノウハウ
このノウハウを知っていればOK
基本中の基本、アンブシュアについて、絶対に守らなければならないノウハウをお教えしておきます。
POINT!
- クラリネットは、唇を噛みしめて吹くものではありません。
軽くくわえて、リードの邪魔をしない様にしましょう。 - 唇の形を変えずに音程を変えていく練習を常にしましょう。
息の量は、音程によって軽く吹いたり、圧力をかける感じで吹いたりして、きれいな音色を探しましょう。 - クラリネットには「パート」がありますね?
サード・セカンド・ファーストのように、3クラ→2クラ→1クラ(私達はそう言っていた)のように、上手になるたびにパートが上がっていきますね。なので、超初心者が、いきなり高音をスラスラと演奏するのは、不可能といったもいいでしょう。まずは音域を普通の音で演奏しながら上達していくものなのですよ。 - あとは、個人練習にかかっています。これだけは、自分でやれるだけの練習をしていくしかありません。
と、こんな感じです。全部実行すれば、OKです!!
まとめ
理解した上で改善する!
そうなんです。全部改善してゆけば、必ず高音なんかスラスラと演奏できてしまうんです。
それまでには、練習・練習、また練習です。
パートが上がる指名を受けるまで、頑張りましょうね。
1 コメント
コメントは締め切りました。
かぴばら
- 2018年12月10日初心者がいきなりファーストをやることはないと思いますが、ファーストの人=上手ではないです!