発表会でフルート演奏するときの準備と、緊張するときの対策
フルートを、趣味として1人で吹いていることは勿論楽しいですが、人前で発表する機会があると更にやる気がでてくると思います。練習のモチベーションがあがりますね。学生時代は人前で演奏する機会は、音楽教室の発表会である場合が多いと思いますが、大人になっても音楽教室やサークルの発表会やイベントの際など人前で演奏する機会があります。目標があると、上達もはやくなることが多いので積極的に参加するのが良さそうですが、自分の演奏に自信がない場合もあります。自分が納得いく演奏をするためには、何を準備しておけば良いのでしょうか。また、メンタル面でも心がけておくことはあるのでしょうか。実際の練習の仕方、メンタル面で気にかけておくことを調べてみました。
なぜ人前での演奏はよいことがあるのか
100回の練習より1回の本番
と、よく言われます。この言葉の通りであれば、発表会や演奏会に出る機会があれば、積極的に出演したほうがよさそうです。確かに、聴衆がいる前で演奏した後は、自分1人で何日も練習しているときとは違う気付きが多くあります。なので、「1回の本番」の機会があれば、可能な限り出演してみるのが良さそうです。もちろん、無理のないスケジュールでの出演が良いと思いますので、自分にふさわしい場を選びます。
聴衆の存在
また、聴衆・観客がいてくれることは貴重です。聴衆が1人でもいてくれると、1人で演奏するときとは緊張感が全然違うかと思います。少しでも良い演奏にしようと集中しますので、上達への近道です演奏を聴いてれる人がいる、演奏の時間を楽しんでくれている人がいる、演奏している空間を共有してくれる人いる、こういう方が1人でもいてくれると、ありがたいことです。(もちろんプロの方の場合は、違うと思います。アマチュアの場合で書いています)。筆者は、演奏会に出演できる機会があるときは、「聴衆とコミュニケーションがとれる演奏会」を目指しています。緊張でなかなか実現できませんが。
発表会までの練習について
十分な練習は、気持ちの余裕にもつながります。練習が不十分にならないように、出来る限り本番までの練習予定をたてておくと良いようです。演奏会の本番が近づくにつれて、焦りや不安が出てくるかと思いますので、落ち着いて練習しまます。初心にかえり、曲の難しい部分はテンポを落として、ゆっくり丁寧にさらい、細かい音を確認しながら、ゆっくりと練習するとよいようです。たまにはメトロノームも使用します。ロングトーン・音階・姿勢の確認など、基礎練習も行います。不安な箇所は、何度も練習します。しっかり準備をして本番にいどめば、自分の得意不得意がわかったり、自分に足りないものが分かるかもしれません。準備をした分だけ、得られるものは多いかと思います。
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