歌い手さん必見!ボーカルブースを自作してみた!その1
皆さんは歌が好きですか?歌を歌っていて楽しいですか?
私も学生の頃は授業をサボって(爆)カラオケに入り浸っていた思い出があります。最近はカラオケアプリなんてものも出てきて、より歌が身近になった感じがあります。
DTMの技術も進歩しており、ギターやベース等はもちろん、歌をはじめとしたマイクを通すものなら直接録音・編集でき、いわゆる「宅録(=自宅で録音)」という言葉が一般的になりつつあります。
しかし、多く方は自宅で大きな音を出すことは難しく、それゆえにベストな状態で歌えない方もいるのではないでしょうか。
今回は、ボーカルの宅録を目的としたボーカルブースについて、私が自作した過程と費用をご紹介したいと思います!
まずは概観
本邦初公開!!(笑)こんな概観です。自室のクローゼットを改造したので、入り口は開けたままになっています。その代わり、遮音シートを垂らして人間の声が出る高さは覆うようにしています。その他、自室の出入り口にもダメ押しで遮音シートを貼りました。
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生歌って、いい!
ボーカルブースを作ろうと思ったきっかけです。私はいわゆるボカロP的な活動も個人でしており、作った曲をボーカロイドに歌わせています。しかし、仕事で歌のレコーディングに立ち会う機会があり、生の歌声に大きな魅力を感じました!また、楽曲のデータを調整する機会があった中で、作曲家として活動している方がボーカルも務めた作品を目にすることがあり、歌モノ楽曲を作るなら私も歌いたい!と思ったからです。
もちろん、ボーカロイドには特有の魅力があるので、これはこれで活かしつつ、自分自身でも歌えれば!というくらいのノリです(笑)
声を録音するということは、他にもナレーションや歌の合いの手等、制作の幅が広がります。できてしまえば、メリットはたくさんありました!
防音の仕組み
音は大きく分けて、固体音(=物の振動が体に伝わる音)と、空気音(=空気の振動が体に伝わる音)の2種類があります。固体音は「糸電話」なんかがいい例かもしれません。紙コップと糸が振動して音が伝わってきますよね。空気音は、学校のグラウンド上での掛け声とかでしょうか。周りに何もないグラウンドでは、遠く離れている場合でも大きな声であれば聞こえますよね。もちろん、私たちが日常的に聞いているものはこのどちらか一方ではなく、両方が混ざったものが基本です。
一般的な防音室はこの両方をしっかり防音しているのですが、専門家ではない私が自作する上、費用も極力かけないようにしたため、空気音を防ぐような作りとしました。
長くなってしまったので今回はこのあたりで。次回は、費用と効果について発表します!!