サックス事前知識

サックス事前知識 – 始める前に知っておきたい事

サクソフォーン。通称サックスと呼ばれます。吹奏楽だけでなく、ポップスやジャズの場面でも使われたりしていて、吹けたらカッコイイだろうな…。と思う方も多いはず。
でもいざ始めようと思っても、自分に吹けるかなんて分からないし、それなのに高いお金を払って楽器を買うなんて危険すぎる…!

そう思っているそこのアナタ!のために、今回はサクソフォーンのことを紹介したいと思います!

サックスおじさん

サックスってどんな楽器なの?

バイオリンやフルート、トランペットなどが集まるオーケストラ。その中にサックスが入っているのを見たことがある方はいらっしゃるでしょうか?…きっと知っている人は少ないと思います。

それもそのはず、サックスと言うのは、とても新しい楽器なんです!
バイオリンやフルートが発明されたのは1500年代。それに比べサックスは1800年代に作られたもの。まだ発明されてからわずか200年ほどしかたっていない、とても新しい楽器なのです!そのため、有名な作曲家が多くかった1500〜1700年代に作られた曲にサックスが登場しないのは当然のことですね。
金や銀が多く、見た目からするとトランペットなどの金管楽器の仲間のように感じますが、カッコイイのが、実はクラリネットなどの仲間。木管楽器なんです!
「木管って…木なんてどこに使われてるの??」その答えは口元にあります!下記画像をご覧ください!

サックスマウスピース

これはマウスピース(サックスを加える部分)です。表面についてる木の板のようなもの…これは「リード」と言います!もちろん、ここだけが木だから木管楽器と呼ばれているわけではありませんが、これが大きな特徴であると言えるでしょう。

リードを使って音を鳴らす楽器は、他にもクラリネットなどがあります。これらはリード楽器と呼ばれますが、このリード楽器の吹き方には特徴があります。それはそれはまた別の記事で、じっくりご説明をしたいと思います…。

 

買うべきものを揃えるといくらくらい?

自分の楽器が欲しい…!でも楽器って高いって聞くし、実際いくらかかるものなの?と疑問に思う方も多いはず。

サックスは、楽器本体だけでなく、お手入れグッズなど、必要なものが多々あります。もちろん製品はピンからキリまでありますが、今回は平均的な値段をご紹介していこうと思います。以下、箇条書きにします。

・楽器本体:14万円前後
・リード(消耗品です。無くなったら新しく買わなければならない):3500円
・スワブ(お手入れ用の布。菅に溜まった唾液を拭き取るためのもの):2000円
・その他お手入れ製品(楽器を磨くためのものなど。必要になったら買うくらいのもの):総額4000円程度

合計:14万9500円程度

筆者が今まで楽器を吹いてきて、最低限に必要なものをあげてみました。これはアルトサックスの場合ですが、サックスにも色んな種類がありますので、どの種類のサックスを選ぶかによっても値段が変わってきます。もちろん100万円以上の高い楽器は、音がかなり違ってきますが、そのレベルの楽器を持っているのはプロの方くらいで、趣味程度だからと10万円以下の楽器で演奏している方もたくさんいます。まずは安めの楽器で練習をして、「もっと本気で頑張りたい!」と思った時に高いものを用意するのもひとつの手かもしれませんね。

 

まとめ

いかがでしたか??

サックスはとても奥深い楽器で、今回だけでは語りきれません…!
ですが、新しく発明された楽器なだけに、きちんと研究されて作られているので、他の楽器に比べて比較的音も出しやすく、とっても楽しいです!
興味を持った方は、楽器店に行って店員さんにお話を聞いてみるのもいいでしょう。その時の楽器の仕入れ状況や値段の相場など、一番最新の話を聞ことができると思います♪
ぜひぜひ、サックスに挑戦してみてください!!!

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