ナルホド!腹式呼吸を理解しよう!〜その1〜

ナルホド!腹式呼吸を理解しよう!〜その1〜

歌うとき、楽器を吹くとき、スポーツをするとき…どんな場面でも言われるのは、「お腹を意識して呼吸をするべき!
いやいや、それは分かっているし、私(俺)だってお腹意識してるよ…。
よく言われること。そしてみんな意識していること。だけど、本当に腹式呼吸が出来ている人って、実は少ないんです!
きちんと腹式呼吸を行うと、それだけでダイエットにもなるんだとか☆(キラーン)
今回、この記事を読んだみなさんは、できる人になってもらいたい…!そのために、“お腹を使う”とは、一体どういうことなのか。それをお話していきたいと思います♪

腹式呼吸ってどういうこと?

お腹を意識して鼻から息を吸って、6秒間待って、お腹を意識して息を吐く…よく言われることですね。とても大事なことです。

でも意識して息をするだけじゃ、実際なにも変わらないですよね??

もっともっと大切なことが、実はあるんです!!!
これは、筆者が今までに得た知識と経験をもとにしてお話したいと思います!

息を吸って吐くことを「呼吸」と言います。けれど今回の“腹式呼吸”という言葉の「呼吸」は、“息を吸って吐く方法・やり方”という意味で理解して頂くと、これからの説明も分かりやすいと思います。

では、本題に入りましょう。

 

ズバリ!

腹式呼吸とは…「横隔膜を使う」ということです!

 

 

クイズ!どこが膨らむ?

横隔膜の話をする前に、みなさんにお聞きしたいと思います…

 

息を吸う時・吐く時、皆さんはどこが膨らみますか?また、どこが膨らむのが正解だと思いますか?

 

正解は、「」です!

 

…え?腹式呼吸なのに、胸が膨らんじゃっていいわけ?
そう思う方もいるかと思います。けれど、よく考えてみてください。人間が息をする時に使う部位は、「」ですよね?肺より下の内臓に、空気を溜めておく場所なんてありません。
つまり、腹式呼吸も、胸式呼吸と同じ場所で息をするしかないんです!
じゃあ、一体何を変えればいいの…?それをこれからご説明して行きます♪

 

 

 

横隔膜って…なに?

それでは横隔膜について話しましょう。

筆者が考えるに、腹式呼吸に横隔膜の存在はハズせません!

けれど、この「横隔膜」。一体何のことだか、ご存知ですか?

横隔膜とは、肺の下・肋骨の下部にある筋肉のことです。
横隔膜の位置
お腹に力を入れたり緩めたりしながら肋骨の下部を触ってみると、横隔膜を確認できると思います!
人間は、呼吸をする時、“無意識に”この横隔膜を使っています。

この横隔膜を“意識して”使うことによって呼吸を深くする、それが、腹式呼吸なのです!!

また横隔膜は、「大腰筋」という、足の付け根まで伸びている筋肉と連結しています。
そのため、横隔膜を使うことで他の筋肉を使うことにもつながります。
つまり腹式で呼吸をするだけで、体全体のエネルギーを使って演奏することにつながるのです!
冒頭にも書いた、「腹式呼吸がダイエットにもつながる」というのは、このことも影響しているのかもしれませんね。

 

まとめ

いかがでしたか?

誰もが必ず1度は言われたことのある「お腹で呼吸をしよう」という言葉。
だけど、その意味がわからなければ、使いようがないですよね。
腹式呼吸のコツは、横隔膜にあるのだということを、今回はご説明させていただきました!
実際に横隔膜の意識の仕方・方法を詳しくご説明する記事を続編として書かせていただきますので、ぜひごらんください☆

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