大人用楽譜ドレミふりがな付きはあり?なし?
音名を読むのが苦手!特にヘ音記号になるとわからなくなることありませんか?
以前は楽譜にドレミのふりがなを書くことは〝だめ〟と言われてきました。
理由はドレミのふりがなが書かれてあると音名が読めなくなると思われていたからです。
音名を読むにはコツがあり覚えることもできるはずです。だけど、『すぐに弾きたい』そんな願いを叶えてくれるのが【音名ふりがな付き楽譜】を使って演奏することです。
ドレミの音名ふりがなが書かれてある楽譜を使うことにあなたは抵抗がありますか?
音名が書いてある楽譜を使うことはあり!
楽譜において1番の難関とも言える音名を読むこと、音名が読めれば様々な楽譜が読めるため演奏できる曲のバリエーションも広がります。
耳コピをしてメロディーを弾いたり、昔習ったことのある方は思い出して弾くこともできますが、限界があるのが事実です。
そして、プロを目指すわけでもなく趣味の一つとしてピアノと向き合っていくだけなら この『覚える』という大変な過程は不要と考えられます。
『ピアノを弾くこと』を楽しみたいと思われている方にとって ドレミふりがな付き楽譜を使うことはあり!です。
音名を読むことは言語を覚えるということと同じ
音名とは音楽の言葉です。ひらがなやアルファベットと同じです。
何が書いてあるのかを読み取る必要があります。
子どもの頃文字を覚えたり、単語や言葉を覚えるとき 何度も繰り返し話したり、聞いたり、書いたり、読んだりしました。
音名を覚える過程も同様に 読み書きや聞くことをします。
覚えよう!と自分で決断しないと習得は難しいです。
音名の読み方を覚えてみたいと思う時がくる時を待つのもありだと思います。
楽譜を読むという作業は音名以外にもたくさんある
ドレミふりがな付き楽譜を使用している大人の生徒さんに質問したところ
『楽譜には音名の他に リズムや指の番号 音の高さなど見るものが多いから 音名が書いてあると弾くときにそれを見ながら弾けるから楽』とおっしゃっていました。
確かに楽譜には音名以外に弾くために必要なことをたくさん確認する必要があります。それは、楽譜に書かれていることを音として表現するために必要だからです。
音楽を奏でることを目的とするならば 音名を読む負担が減るだけでも楽に演奏を楽しむことができます。
まとめ
ピアノを楽しく続けていくために大事なことは、弾いていくことです。いつまでも曲が弾けないと楽しくないですよね。
楽譜を読んで弾けるようになるためには 知識や時間が必要です。
ご自身のピアノを弾く目的に合わせて使用する楽譜を選ぶことで
ピアノライフの楽しみ方も変わりますよ。