東京スカパラダイスオーケストラとは一体何者!?【人気曲もご紹介】
「東京スカパラダイスオーケストラ」というアーティストをご存知ですか?
通称「スカパラ」とも呼ばれているアーティストで、サックスやトランペット、ドラムやギターなど様々な楽器を手に持ち歌っている姿をテレビなどで見かけたことがあるかと思います。
そんな彼らは、見た目の他にどんな特徴があるのでしょうか。
スカパラの「音楽性」や「メンバーの特徴」、「人気の楽曲」などをまとめましたので、ぜひ参考にしていただきスカパラの魅力を知ってみてください。
目次
東京スカパラダイスオーケストラとは
東京スカパラダイスオーケストラとは、「スカパラ」の愛称で活動している日本のアーティストです。
楽器を持ち、演奏し、歌と合わせてパフォーマンスを見せてくれるのが特徴。
またスカパラは「SKA(スカ)」というジャマイカ発祥の音楽ジャンルを取り入れた楽曲を多くリリースしており、裏打ちを強調させたノリの良いリズムや、ギターやホーンセクションなどによって軽快なリズムを刻んだ音楽を奏でてくれます。
現在のメンバーは9名在籍しており、平均年齢56歳という大人の魅力を漂わせているアーティストで、現在はあらゆる場面でイベントやテレビ出演を行っています。
平均年齢56歳のメンバー紹介(9人)
担当楽器 | 名前 | 誕生日(年齢) | 出身地 | 血液型 |
トロンボーン | 北原雅彦(きたはらまさひこ) | 1961年9月7日(61歳) | 神奈川県 | A型 |
トランペット | NARGO(ナーゴ) | 1968年4月4日(54歳) | 東京都 | A型 |
テナーサックス・アジテーター | GAMO(ガモー) | 1965年1月26日(58歳) | 北海道 | B型 |
バリトンサックス | 谷中敦(やなかあつし) | 1966年12月25日(56歳) | 東京都 | A型 |
ドラム | 茂木欣一(もてぎきんいち) | 1967年12月15日(55歳) | 神奈川県 | A型 |
パーカッション | 大森はじめ(おおもりはじめ) | 1965年6月29日(57歳) | 東京都 | B型 |
キーボード | 沖祐市(おきゆういち) | 1966年9月5日(56歳) | 神奈川県 | B型 |
ギター | 加藤隆志(かとうたかし) | 1971年9月20日(51歳) | 鳥取県 | A型 |
ベース | 川上つよし(かわかみつよし) | 1967年1月21日(56歳) | 東京都 | B型 |
北原雅彦(きたはらまさひこ)【トロンボーン】
北原雅彦は結成初期メンバーであり、トロンボーンを担当しています。
ドレッドヘアーとヒゲが特徴的で、スカパラとして活動する前はプロのミュージシャンでした。
しかし、それでも練習を怠らない努力家だそうです。
ライブでは、迫力あるパフォーマンスを見せてくれるほど全力で音楽をし、観客と共に楽しんでいる様子が伺えます。
現在北原は、所属する事務所「ソニーミュージックエンタテインメント」の名誉顧問も務めています。
NARGO(ナーゴ)【トランペット】
NARGOはインディーズ時代から所属しているメンバーで、楽器はトランペットを担当しています。
幼少期からトランペットを始めており、人生のほとんどをトランペットに捧げてきたといえるほど、トランペットを愛している方です。
長年の努力から腕前は非常に高く、以前トランペットを兼任していたメンバーがNARGOの演奏に感動し、兼任を辞退したという噂まであります。
トロンボーンの北原とは大学が一緒であり、同じジャズ研の先輩後輩。
その先輩である北原に誘われ、スカパラに加入したそうです。
GAMO(ガモー)【テナーサックス・アジテーター】
GAMOは、初期メンバーでテナーサックスを担当しています。
スカパラのムードメーカーと言っていいほど周りを盛り上げてくれる存在で、いつも楽しそうに演奏やパフォーマンスを行ってくれます。
さらにGAMOは突拍子のない行動を起こすこともあり、以前住んでいたアパートが取り壊され途方に暮れていた矢先、その立退料でアメリカへサックス修行へ行ってしまったことも。
その修行の甲斐あってか、今ではサックス職人的な存在になったようです。
しかし、最初からサックス一本に集中していたわけではなく、ドラムやピアノなど様々な楽器も演奏できる多才な一面もありました。
谷中敦(やなかあつし)【バリトンサックス】
谷中敦はバリトンサックスを担当しており、そのほかにも俳優としても活躍している、いわばスカパラの顔的存在になっている方です。
交友関係が広いため、ゲストボーカルとの共演の際には谷中を通して話が進むそう。
ドラマなどにも出演する機会が増えているため、スカパラの認知度を上げています。
そんな谷中は、もともとサックスを経験していた訳ではなく、実はスカパラ結成後にサックスを始めたそうです。
それでいて素晴らしいパフォーマンスを行ってくれるのには驚きです。
また、ベースの川上とキーボードの沖とは高校の同級生とも公表しています。
茂木欣一(もてぎきんいち)【ドラム】
茂木欣一はドラムを担当しており、キーボードの沖の誘いによって2001年スカパラに加入しました。
日本のロックバンド「フィッシュマンズ」のメンバーとしても活躍しており、感情的で熱血的なドラムスタイルは日本のドラマーたちにも一目置かれている存在です。
2003年にリリースされた「銀河と迷路」などでボーカルを務めたり、他のアーティストとのコラボを実現したりしています。
大森はじめ(おおもりはじめ)【パーカッション】
大森はじめはパーカッションを担当しており、主にコンガを演奏せしています。
1996年にスカパラにサポートとして参加しましたが、その前はスタジオミュージシャンとしてお仕事をなされていたようです。
そして翌年の1997年には正式メンバーとなりました。
また、ギターも演奏することができたり、さらには俳優業にも携わっているなど、それぞれの分野で才能を発揮しています。
沖祐市(おきゆういち)【キーボード】
沖祐市はスカパラの中でキーボードを担当しているメンバーです。
もともと沖の父親がオルガンプレイヤーだったこともあり、その影響から鍵盤楽器に精通したそう。
以前は激しいパフォーマンスが多く、ライブ中に怪我をしてしまうこともあり、今ではスカパラの伝説となっています。
スカパラ加入のきっかけは、学生時代の友人で元メンバーの青木達之の誘いだったそうです。
加藤隆志(かとうたかし)【ギター】
加藤隆志は、元々スカパラのサポートとして参加していましたが、のちに正式メンバーのギター担当として加入した方です。
SKAの音楽ジャンルとしてはギターは控えめな位置にいますが、スカパラの中では大きな役割を果たしており、新たな音楽スタイルを生み出しています。
また、加藤は元々パンクやロックなどの音楽ジャンルに携わってきたため、ライブなどではアグレッシブな場面を見せてくれることも。
そんな加藤は、世界でもギターの腕前を評価されており、スカパラになくてはならない存在になっています。
川上つよし(かわかみつよし)【ベース】
上川つよしはベースを担当で、スカパラの中ではドラムやパーカッションと共にリズム隊として音楽を支えています。
とても努力家で何事にも全力で取り組む性格で、さらには音楽知識も豊富。
そのため、スカパラの音楽スタイルは、川上の知識とセンスによるものとも言えるほどです。
また上川はスカパラだけでなく、「川上つよしと彼のムードメイカーズ」というバンドでも活動しています。
→次のページにて
「固定のメインボーカルやリーダーがいない」ことや
「スカパラ楽曲3選」をご紹介いたします。