世代別!有名な卒業ソングとは?思い出に残る歌詞・メロディ
年が明け、3学期が始まり、そろそろ卒業シーズンを間近に控えてきた冬の季節。卒業式で歌う卒業ソングといえば、何が浮かぶでしょうか?今回は、卒業シーズンに聞きたい卒業ソングについて、昭和・平成世代別と定番にまとめてみました。
昭和世代の卒業ソング
昭和世代は、海援隊の「贈る言葉」、荒井由実の「卒業写真」、尾崎豊の「卒業」などがあります。
悲しみこらえて 微笑むよりも
涙かれるまで 泣くほうがいい
人は悲しみが 多いほど
人には優しく できるのだから
(贈る言葉 / 海援隊)
1979年にリリースされた「贈る言葉」は、当時大ヒットしていたドラマ『3年B組金八先生』の主題歌でした。ラブソングであり、贈る言葉は「愛するあなた」へ贈られるものとなっています。切なく深い愛情に包まれるような歌詞が心に残った人も多いことでしょう。
平成世代の卒業ソング
1990年代から2010年代ごろにかけて発表された卒業ソングは、2004年にリリースされたレミオロメンの「3月9日」を筆頭に、いきものががりの「YELL」、森山直太朗の「さくら(独唱)」、Kiroroの「Best Friend」など平成世代に愛され、歌い継がれている名曲が並びます。
瞳を閉じればあなたが
まぶたの裏にいることで
どれほど強くなれたでしょう
あなたにとって私もそうでありたい
(3月9日 / レミオロメン)
もともと、レミオロメンの「3月9日」は友人の結婚式用に作曲された曲だったそうですが、ドラマ『1リットルの涙』の劇中歌で卒業ソングとして歌われたこともあり、実際に卒業ソングとして流行しました。
定番の卒業ソング
埼玉県秩父市の中学校の教員によって作られた「旅立ちの日に」、唱歌の「仰げば尊し」など、卒業ソングの定番曲は有名で誰もが知っていますね。
今別れの時 飛び立とう未来信じて
はずむ若い力 信じて
この広い この広い大空に
(旅立ちの日に)
「旅立ちの日に」は、卒業生に未来への希望と勇気を持たせてくれるような歌詞が耳に残り、今でも歌えるという方も多いのではないでしょうか。「仰げば尊し」は、日本の唱歌で、なんと明治時代(1884年)に作られた曲が今もなお歌い継がれているのです。歌詞は、卒業生が教師への感謝を歌う内容になっています。
まとめ
卒業ソングは、思い出に残る歌詞や美しいメロディばかりでしたね。卒業生たちが誇らしげに、また涙を流しながら歌っていた名曲たちは、いつまでも色あせません。