【一致団結の団体行動】感動と迫力を生み出すマーチングを分析!
マーチングの魅力
鑑賞する側や、演奏者側が得られるマーチングの魅力を解説していきます。
乱れのない「演奏」と「団体行動」
マーチングの魅力として、まず楽しんでもらいたいのがやはり「演奏」と「団体行動」です。
マーチングを見ていると、さまざまな形に変化したり交差したりなど、音のタイミングや雰囲気に合わせた動きを見せてくれます。
例えばバラードなどゆっくりした曲の際には緩やかなカーブを、アクティブな激しい音楽の際にはキレのある速度をつけた動きなど、その時に演奏される雰囲気を全体で表現してくれます。
これを「ドリル」といい、一糸乱れぬ動きで見る人を魅了してくれます。
他にも、機械をテーマならロボットダンスを取り入れたマーチングや、ジャングルがテーマなら動物の動きに似せた行動など表現することができます。
さらにカラーガードの方達が旗などを使い、波や風を表現してくれることもあります。
一体感と迫力が伝わる「音の壁」
マーチングの大きな見せ場として「カンパニーフロント」と呼ばれる演出があります。
演奏者たちが横一列に並び、大音量で奏でながら観客に向かって前進をしてくるパフォーマンスです。
主に終盤の盛り上がりの際に行うことが多く、一列に迫ってくる様子から「音の壁」とも呼ばれております。
これはマーチングならではの奏法なので、見る人を感動させることでしょう。
長い月日をかけてショーを作り上げる「達成感」
奏者たちは、大会やイベントに向け約1年間の月日をかけて1つの作品を作り上げます。
演奏面では自主練ができるかもしれませんが、団体行動の練習は1人ではできません。
そのため奏者たちの気持ちを一つに、より一層練習に励まなくてはならないのです。
一般のマーチングバンドなら週に1〜2回、学生のマーチングバンド部であればほぼ毎日練習します。
大人数での練習になると意見の衝突や、うまくいかない点もあるはずです。
しかしそんな苦難を乗り越え、自分達の最高のパフォーマンスを多くの観客に届けられるのですから、とてつもない達成感に包まれることでしょう。
まとめ
今回は「マーチングについて」解説していきました。
マーチングとは、主に歩きながら楽器を持って演奏するスタイルのことです。
普段の歩き方とは異なり、口元や頭がブレないような歩き方をしましょう。
また、大きな大会が1年に1回訪れるので、主にその大会に向けて練習を重ねます。
ブレのない団体行動や、横一列に前進する音の壁なども魅力の一つです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。