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えっ!こんなこともできるの?コントラバスの音を聴いてみよう。
今回はコントラバスの魅力として演奏動画を紹介します。一つ目はオーケストラの中で演奏されているコントラバスパートを、二つ目はソロ楽器としてのコントラバスの演奏を紹介します。普段は低い音で周りを支えている楽器ですが、コントラバスの為に書かれた作品というものも存在します。コントラバスが普段弾いている音域と、ソロ楽器として弾いている音域を聴き比べてみると、え!?コントラバスってこんなこともできるの?と驚く方もたくさんいます。普段は中々コントラバスそのものの音を耳にするという機会はあまり多くないと思います。是非、この機会にコントラバスの演奏を聴いてみてください。
演奏動画を見て3つのポイントをチェック
もしコントラバスをはじめたばかりという方が読んでくださっていたら、前回書いた
- 楽器の構え方
- 左手の形
- 右手の使い方
にも注目してご覧ください。
※左手の形って?右手の使い方ってどこを見れば良いの?と思う方もまずは左手と右手に注目してみてください。
コントラバス視点で見る第九
ベートーヴェンの第九といえば一度は名前を聞いたことがある方も多いのではないでしょか。
日本では年末の風物詩としても親しまれているベートーヴェンの交響曲第9番です。第4楽章の「喜びの歌」が有名ですが、この第4楽章の冒頭部分にはコントラバスとチェロがメロディーを演奏する部分があります。
コントラバス視点で見るグリエールのタランテラ
L.グリエール(1875~1956)
ロシアの作曲家 グリエールによって書かれた作品です。
コントラバスの魅力を存分に発揮できるように作られた、この「タランテラ」はこの世で最も難しいコントラバス独奏曲と言われるほどの難曲で、テンポが速く左手が指板の上を駆け回るように見える作品です。
この映像を見比べてみると、コントラバスはかなり音域の広い楽器だということがわかります。オーケストラや吹奏楽、ジャズやポップスなどで欠かせない楽器であり、時にはソロ楽器としても十分な魅力を発揮することのできるのがコントラバスの魅力の一つです。
まとめ
今回はコントラバスの魅力として演奏動画を紹介しました。中でもソロ演奏になるとかなり高い音域まで使って演奏するということはあまりと知られていません。普段は低い音で周りを支え、ソロを弾く時はいつもと違った存在感を発揮する大きな楽器コントラバス。次回は、コントラバスを弾く上で大切な3つのポイントの中から楽器の構え方を解説していきます。どうぞ、お楽しみに!