ミュージカル曲をピアノで弾きたい!おすすめ曲3選!
歌と踊りを組み合わせた演劇・ミュージカルは、場面ごとに合わせた音楽を交えて感情表現豊かに演じられることから、感動した経験がある人も多いのではないでしょうか。そんなミュージカルの音楽を、ピアノで演奏できたら素敵ですよね。今回は、数あるミュージカル曲の中から、ピアノで弾くのにおすすめの3曲を選んでご紹介します。
「私のお気に入り」(サウンド・オブ・ミュージック)
「私のお気に入り(マイ・フェイバリット・シングス)」は、「そうだ 京都、行こう。」というキャッチフレーズの、JR東海のCMでもおなじみの曲です。軽やかなメロディに乗せて、主人公の家庭教師・マリアが、雷を怖がる子どもたちに語り掛けるシーンで使われています。
バラをつたう雨だれや、子猫のひげ、光っている銅のケトルなど、マリアはお気に入りのものを次々と歌いながら挙げていきます。悲しい気分の時などは、このようなお気に入りのものを思い浮かべることで、悪い気分ではなくなるのだと子どもたちに伝えます。
ジャズバージョンにアレンジされた楽譜もあり、弾きごたえは十分です。ぜひ、楽譜を探してトライしてみてください。
「夢やぶれて」(レ・ミゼラブル)
スーザン・ボイルなど、多くの歌手がカバーしたことでも有名な「夢やぶれて」は、コゼットの母、ファンティーヌが歌う曲です。娘を授かり、幸せな日々を過ごしていたファンティーヌでしたが、ある日突然夫がいなくなってしまいます。3歳の娘・コゼットを里子に出して、工場で働きますが、解雇されてしまいます。その後、夜の街へ身を落とし、絶望の日々を過ごす中で歌う歌が「夢やぶれて」です。
「ダンシング・クイーン」(マンマ・ミーア)
「ダンシング・クイーン」は、スウェーデンの歌手グループABBA(アバ)の曲です。一人娘・ソフィを女手一つで育て上げたドナ。ソフィの結婚式のために、ドナの元彼たちが招待され、二人のいる島へやってきます。その元彼たちを迎え、キャスト全員が踊るシーンで流れるのがこの「ダンシング・クイーン」です。ディスコソングとしてもおなじみで、同じミュージカル内の「マンマ・ミーア」などの曲とともに日本だけでなく、世界中で親しまれています。
最後に
ミュージカルのおすすめ曲紹介はいかがでしたでしょうか。それぞれ、ピアノを弾くだけではなく弾き語りをするのも素敵ですね。歌うときは、歌詞が載っている楽譜かどうか、また日本語か英語なのか確かめてから選ぶといいでしょう。