超初心者のためのDTM用機材講座 4:DAWソフトを選ぶ
DTM(デスクトップミュージック)を製作するためには、専用ソフトが必要です!ソフトと言っても多種多様なメーカーから多数の商品が出ているので、全く初心者の方からするとどれを購入すればよいか良く分からないと思います。今回の記事でそれぞれ全ての特徴を書ききることは出来ませんが、始めの第一歩ソフト選びの参考になれば幸いです。
1.DAWソフトとは?
第一回で説明しました通り、DAWソフトとは打ち込みを行うためのソフトです。製作に於いて最も大事なパートナーと言っても良いでしょう。
「domino」に代表される、無料ソフトもありますが、やはり高価なものに比べ、機能は制限されてしまいます。今回は無料DAWソフトでは物足りなくなってきた方のためにDAWソフト選びをお手伝い致します。
2.どんなソフトがあるの?
有料DAWソフトの例
- Cubase
- Sonar(Windowsのみ)
- ProTools
- Logic(Macのみ)
…などなど。
どれも、業界一流のプロが使っているソフトです。
各社それぞれ、「入門版」「最上位版」「その中間」の三種類程度が用意してあることが多いため、ご自身のやりたいことや予算と折り合いをつけて購入しましょう。入門版は、1万円前後となっています。
オーディオインターフェース付属などのお試し版が、ネットオークションなどに出品されていることも多いため、試してみるのも良いですね。オーディオインターフェースをまだ購入していないのであれば、お試し版DAWソフトが付いている物を選択すれば、一挙両得です。
また、上に挙げた中では「Cubase」と「ProTools」で、入門版の無料体験ダウンロードが可能です。これを試した上満足行けばその商品を、操作性や音源や機能に不満を覚えたなら上位版、あるいは他者製品を検討すると良いでしょう。
また、SonarやLogicのように使えるOSが指定されている場合もあるのでお気をつけ下さい。SonarはWindows、LogicはMacでないと、使用できません。
基本的に、利用者の多いソフトのほうが、躓いたときの答えが見つけやすいという点でオススメです。
3.まとめ
私が使用しているDAWソフトはSonarのprofessional(いわゆる中間版)ですが、基本的に
生演奏や外部シンセサイザーを中心に製作する方は、最上位クラスのソフトは必要ないように思います。
私がsonarに決めた理由は元々ソフトに付随した音源が多いから、という理由でした。
入門版や中間版を購入の後、追加料金を支払うことでグレードアップできるソフトもありますので、焦らず比べてみましょう。
実際のところここに挙げているものは多くの支持を得た鉄板ソフトですので、使いこなせたならば、どのソフトもあなたの要望に応えてくれるはずです。