

ライブリハーサル時に知っておきたい専門用語(ベース編)
バンドをはじめてスタジオ練習にも慣れてくるとそろそろライブハウスデビューを考える頃ですよね。
今回はライブリハーサルの時にベーシストとして知っておきたい専門用語を解説します。
ベーシストが知っておきたい専門用語
挨拶
ライブハウスに入ったら、スタッフさん・共演者の人に挨拶しましょう。人としての基本です。
セットリスト
リハーサル前にスタッフさんから提出を求められます。ライブの曲順や各パートの立ち位置、持ち込み機材の有無、照明の希望などの記入箇所があるので、はじめての時はあらかじめメンバーと相談しておくと良いです。
PA(ピーエー)
ライブハウスの音響を担当しているスタッフを指します。基本的にはPAさんの指示でリハーサルが進行します。
ミキサー
PAさんが使う機械。スピーカーから出る音の調整をおこないます。
DI(ディーアイ)
ベースアンプの上に乗っている箱型の機械。ミキサーにライン入力するために置かれています。ライブハウスではアンプにシールドを挿すのではなく、DIに挿す必要があるので気をつけましょう。
音色(おんしょく)
ベースの音。もしくは、音の種類のこと。エフェクターを使用している場合、メインの音の他に歪みや空間系などの音を指します。エフェクターを使う場合はリハの際に使う音色を必ず鳴らすようにしましょう。
歪み(ひずみ)
オーバードライブやディストーションなどのエフェクターを使った場合の音。
空間系
コーラス、ディレイ、リバーブなどの音のゆらぎや遅れ等の効果を加えるエフェクターを使った場合の音。
モニター
ステージに立った時に足元にあるスピーカーのこと。自分が演奏しやすいように必要な音を出してもらえます。
3点
ドラムのハイハット・スネア・バスのこと。ドラムの中でもリズムを刻む部分です。ベースはドラムとの絡みが大事になるので、モニターの音量をあげる人が多いです。リハーサル中にもう少し3点の音が欲しいと思った時は、PAさんに伝えてください。 ex.)モニターの3点をもう少しあげてください。
中音(なかおと)
ステージ上で自分たちに聞こえる音。マイク等で拾った音がスピーカーから出ていない状態のことです。各パートの音量調整はこの段階でおこなうと、バランスの取れた状態でライブすることができます。
外音(そとおと)
ライブハウスのスピーカーから出る音。実際にお客さんが聴くのはこの音です。PAさんがバランスを整えてスピーカーから出力してくれます。リハーサル時にステージから降りて演奏しながら、外音のチェックをする人もいます。
まとめ
スタジオ等で練習をしていれば、知っている単語から知らないものまで色々な専門用語がありますよね。
今回解説した用語はリハーサル時以外にも様々な場面で使うことがありますので、是非覚えてみてください。
はじめは難しく感じるかもしれませんが、徐々に覚えていけば大丈夫ですよ。
ぜひ、今回の解説をライブハウスデビューに活かしてくださいね!