思わず聞き入る!バラードの歌い方のコツ

思わず聞き入る!バラードの歌い方のコツ

ゆったりのテンポのバラード。知らない曲でも、歌う人によって思わず聞き入ってしまうことがありますよね!今回は、その聞き入るようなバラードの歌い方のコツについてお話ししていきます。

 

1.歌詞を読む

読む

バラードは、物語詩のことを指します。字を見てもわかるように、物語を意識して歌ったり演奏します。まずは歌詞を声に出して読みましょう。棒読みになっていませんか?歌の詩は、読むと少し照れくさいような歌詞が多いですが、その分気持ちはストレートに伝わるのです。気持ちを込めてしっかり声に出して読むことで、歌詞の意味を理解しましょう。語りかけるように、自分に問いかけるように、いろんなパターンの読み方を何度も繰り返すと、より心のこもった歌が歌えますよ。

 

2.抑揚を意識

愛の木

これはバラードに限らず、どのテンポの歌や演奏にも言えることですが、抑揚をつけることは必須です!どの言葉を伝えたいか、どの気持ちを伝えたいか、最初はその曲を歌うアーティストの抑揚をマネしても構いません。歌詞を読んだ時にあなたが伝えたいと感じた箇所に抑揚をつけても、もちろん良いのです!

ただメロディを上手に歌うだけでは、たとえ上手く歌えていても聞く人の心には響きません。しっかりと歌詞の意味を理解して、それを伝えようとすることがポイントです。

 

3.大げさにしすぎない

力こぶ

抑揚をつけることは大切です。しかし、それが勢い余って大げさになりすぎることがあります。バラードはゆったりなテンポなので、力が入りやすいのです。1番伝えたいところに目がけて、徐々に気持ちを込めていくのです!聞いている方も、その後の展開に期待していきます。

力の入れ具合は、アーティストの歌い方がとても良いお手本になります。力みすぎたり、うまく表現できない時は、元の歌をよく聞き、一度マネしてみましょう。

 

4.リズムを感じる

メトロノーム

バラードはゆったりなテンポなので、リズムを取るのが簡単そうに思いますが、実はアップテンポな曲より難しいです。気持ちを込めながら、ゆったりなリズムに歌詞を合わせることは、何度も練習が必要です。

曲を聞きながら、拍子に合わせて手を叩いてみましょう。裏拍を感じると、バラードの奥深いリズムを身につけることができます。(裏拍とは4拍子の時で言う「1*2*3*4*」の、「*」の時の拍のことです。リズムをとる時1.2.3.4のところで手拍子をしますがそれが表拍、手を離した*の時が裏拍です。)

また、歌詞を用意し、どの言葉にアクセントがついているかをマークしましょう。リズムを意識しやすかったり、抑揚にも繋がります!

 

まとめ

今回は、バラードの歌い方のコツについてのポイントを4つお伝えしました。文字にすると堅苦しく難しく感じる人もいたかもしれません。大切なのは、伝えようとする気持ちです。その曲のどこが気に入り、どう歌で伝えたいかを、確認してください。自分が、その物語の主人公になったり、時には第三者として伝える側になったり、伝え方もそれぞれです。力まず、自然に演じることがポイントですよ!ぜひたくさんの曲で試してみてくださいね。

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