【似ているようで似ていない】チューバとユーフォニアムの違いを解説!
楽器変更時の注意点
チューバとユーフォニアムは似ているようで、似ていない点を解説していきました。
しかし、楽器構成や人数調整などで楽器を変えなければならない場面も出てくるかと思います。
一見、楽器チェンジが簡単そうに見えますが、問題も出てくるので、1つずつ解説していきます。
⚫️運指が違う
見た目はチューバもユーフォニアムも同じように見えますが、実は指のポジションが違ってくるのです。
先ほどお伝えした「ピストン式」か「ロータリー式」かでも変わってきます。
例えばピストン式のユーフォニアムからピストン式のチューバに変わったとしても、全く同じ音階が出すことができる訳ではないので注意しましょう。
⚫️息の使い方が違う
チューバとユーフォニアムでは肺活量の差があります。
チューバは地面から音を響かせるように吹きたい楽器ですが、同じようにユーフォニアムに息を吹き込んでしまうと、音が割れてしまって汚い音に。
チューバからユーフォニアムに楽器チェンジした場合は、「奏でる」を意識し、上に響かせるようなイメージで吹いてみましょう。
⚫️気持ちの整理も必要
構成の都合で楽器チェンジは仕方のないことかもしれませんが、どんな楽器でも、愛着の湧いていた楽器からいきなり別の楽器へ変更するのは辛いものです。
「似ている楽器だから大丈夫でしょう」と言われてしまうと、なんだかモヤモヤしますよね。
しかし、チューバとユーフォニアムの楽器チェンジをすることによって、それぞれの吹き方やパートを経験できるというメリットが生まれます。
構成のためにチェンジになっても、自分の技術も向上すると思って前向きに取り組んでみましょう。
チューバとユーフォニアムの楽器チェンジの場合は、実際に吹いて感覚を掴むことが大切です。
両方の楽器の良さを知ることができる機会なので、楽器チェンジをする場合はそれぞれの魅力を掴みながら練習してみましょう。
まとめ
今回は「チューバとユーフォニアムの違い」について解説していきました。
大きさ・音域と役割・構造・歴史・吹き方に違いがあり、似ているようでそれぞれの良さを知ることができたのではないでしょうか。
また、楽器チェンジすることを想定して、注意すべき点も解説していきました。
大きさ以外似ていると思われがちだったチューバとユーフォニアムですが、今回の記事で両方のことを知り、より個性を引き出してみましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。