ドラム譜面なんて朝飯前!5分で読み方の基礎を学ぼう!
「ドラムって・・・ドレミじゃないのに、楽譜があるの?」
時々そんな声を聞きます。
・・・が、「あります!」
その昔、クラシックの音楽家たちが後世に楽曲を残すために楽譜を書き始めました。
今の時代も同様、ジャンルを隔てギター・ベース・キーボードと並んでドラムパートも多くの人に楽譜を通して大切な音楽を託しています♪
というわけで今回は、ドラムの楽譜の読み方 をご説明したいと思います♪
ドラムセットの構成を覚えよう!
ドラムセットのしくみ
はじめにドラムのしくみを理解しましょう。
ドラムセットはバスドラムやスネアドラム、ハイハットなど、いろいろな打楽器を組み合わせて構成されています。組み合わせは演奏者が自由に決められますが、ここでは一般的な構成のドラムセットをご紹介します。
アコースティック(生)ドラムやリズムマシン(シンセサイザーなどのドラム音色)も基本となるドラムセットは同じです。
http://acro-musicschool.com/music/drum/drum001.html より
リズムマシンなどのドラム音源の中には様々な音楽ジャンルに対応した音色が収録されています。アコースティック(生)ドラムも、メーカーや個人のチューニングによって特徴があります。
ドラム・セットを構成する楽器の系統分け
メインビート系 | ビートの基本的な部分を担当する | スネア・ドラム
バス・ドラム |
タム系 | フレーズに変化や飾りをつけるときに使う | ハイ・タム
ミッド・タム ロー・タム |
刻み系 | ビートの拍子の表現を担当する | ハイ・ハット(クローズ・オープン)
ライド・シンバル |
アクセント系 | 強調したいときなどに使う | クラッシュ・シンバル
ハイ・ハット(オープン) |
ドラム譜の読み方を知ろう!
各楽器の位置
一般的なドラム譜は、ヘ音記号の五線上の音符で表されます。
五線上での各楽器の位置は下図の通りです。シンバル系の楽器は「×」や「>」などの記号を使って表されます。
http://acro-musicschool.com/music/drum/drum001.html より
実際の8ビートの楽譜例
曲のはじめには他の楽器と同様、拍子記号(この例では4分の4拍子)が書かれています。
まとめ
タムタムやシンバル類はドラマーによって使っている数も様々ですし、バスドラムを二つ使う「ツーバス・プレイヤー」もいます!ですのでここでご紹介したドラム譜は一番シンプルな基本セットだと思ってください。
リズムのパターンや音色によって曲の雰囲気や印象が大きく変わりますのでドラム(リズム)パートは音楽の中で、とても重要な要素を持っています!
そのため、コンピューター(DTM)で曲を作る場合などはドラム(リズム)パートから入力していくのが一般的です。
今回の記事はドラム・DTMどちらにも共通の話題をお送りいたしました〜♪