

ピアノは何歳から始めるのが良い?ピアノを始める条件とは?
ピアノは、両手を使うことで脳を発達させ、集中力を高めることが期待できる習い事です。だからこそ、なるべく早いうちから習わせたいという親御さんも多いのではないでしょうか。それでは、何歳くらいになったらピアノを習い始めるのが良いのでしょうか?おおむね、4~6歳くらいがよいとしているピアノの先生が多いようです。年齢というよりも、「お母さんから離れて30分間レッスン室に居られるようになったら」などの条件の方が大切のように思われます。それでは、どのようなことができるようになったらピアノを始める頃合いなのでしょうか?順番に見ていきましょう。
ピアノを始める条件①身の回りのことがある程度できる
お子さんは、ピアノの前に30分間大人しく座っていられるでしょうか?また、先生に挨拶はできるでしょうか。トイレに行きたくなったら先生に行きたいことを伝えられるでしょうか?習い事ですから、ある程度身の回りのことができて、マナーを守れることは大切です。ほかにも、先生の持ち物やレッスン室にあるものを勝手に触ったりしているようでは、まだピアノを習える段階にあるとはいえません。
ピアノを始める条件②自発的にピアノに興味を持っている
お母さんに言われたから、イヤイヤながらピアノ教室に通っている…という子は、なかなか伸びるスピードも遅いものです。お子さんは、自分から、「ピアノがやりたい!」というなど、自分の意志を示せますか。示せる子であれば、レッスンの始めどきといえます。
やりたいのか、やりたくないのかわからないという子もいるでしょう。そういった子の場合は、始めてみてから興味が持てるかどうか試すという意味で仮にスタートしてみるのもいいかもしれません。ピアノを成長のきっかけにして、始めてみてから「続けてみたい?」と聞いてみましょう。
ピアノを始める条件③先生の言うことが理解でき、約束を守れる
先生が言っていることを理解できない様子であれば、まだピアノを習うのは早すぎるようです。また、楽譜に書いてあるひらがなやカタカナ、数字が読めることも必要です。ピアノを習う前の前提条件として、これらのことをクリアしているかを確認しましょう。そもそも、理解する以前に落ち着いて人の話を聞けないという子もいますので、落ち着きが出てくるまで待った方が良い場合もあります。
最後に
いかがでしたでしょうか。お子様の普段の様子を観察してみて、ピアノの習い事ができる段階にあるかどうかを確認してみましょう。ピアノを習うことは、きっと将来の宝物のような経験になります。ぜひ、適齢になったら始めてみてください。