初心者必見!エフェクターで魅力アップ!歪みはギターの代名詞!
この音かっこいいなー!どんな風に出しているんだろう?そんな風に疑問に思ったことはありませんか?
エフェクトについて知識をつけると、その音は実はこんなエフェクトをかけてたんです・・・ってわかるようになっちゃいます。 エフェクターは、色々なメーカーが沢山のモデルを出しています。ですので、同じオーバードライブでもそれぞれのメーカーごとに、その音色も個性も違うので、好みのエフェクターメーカーは自分で探すしかありません。
ここではメーカーによる音の違いではなく、エフェクターの種類と特徴について触れていこうと思います。
歪み(ひずみ)系エフェクター
歪みとは、大きく分けて2種類(オーバードライブ、ディストーション)から成り立っています。
オーバードライブは歪む波形の幅が大きく、サウンドはアンプで自然に歪ませた物に合うように作成されているため、一般的に音は太く暖かいイメージとされます。しかしディストーションと比べると、やや倍音が出にくく、音の伸びが弱いと言うデメリットがあります。さらに、オーバードライブの中に”クランチ”というサウンドがあります。こちらは、歪ませてカッティングをするときに向いているとされています。通常のオーバードライブより、やや音の抜け方が良くなっており、ファンキーなカッティングプレイなどには最適とされています。
(実際のプロの使用法の一つに、”ブースターとして使う”という方法があります。アンプで歪ませた音に少しだけ他のオーバードライブをミックスさせて、音の伸びや音量をプラスしてリードギターやソロの際に使うという方法があります。)
一方、ディストーションは、歪む波形の幅が小さく細かい物で、ロングサスティン(音の伸びが良い)を得られると言うのが最大の特徴です。また、倍音が出やすい為、ハーモニクスを全面に出した弾き方も容易となります。しかしながら、伸びが良く、プレイがなんとなく上手く聞こえるようになるので、ついついかけすぎてしまいがちになるエフェクトです。かけすぎるとノイズや倍音を増幅しすぎてしまったり、原音が潰れて音程がわからなくなってしまうという落とし穴があります。最大まで歪ませたいという方は、ディストーションを試してみると良いかもしれません。
オーバードライブとディストーションを比較すると、ディストーションはやや線が細く他の楽器に埋もれやすいと言うデメリットがあります。
その他に特殊な歪みで、ファズという歪みがあります。オーバードライブに近いサウンドですが、これは古いマーシャルアンプの音量を限界まで上げて自然に歪みを作り出していた頃の、スピーカーがやや割れたようなレトロなサウンドを再現した音です。荒々しく独特のサウンドです。扱いにくい印象のあるエフェクターですが、ジミ・ヘンドリックスさんのコピーなどをする時は試してみるといいのではないでしょうか。メリットはとにかく音が太いため、強烈な存在感が出せる事と思います。また、結構ベーシストがブーストする際に使ったりする事もあるようです。
まとめ
歪みのエフェクターを選ぶ時は、自分のやりたい演奏方法や、楽曲に求められている演奏方法に合わせて選ぶ事が必要です。音によってできるプレイも変わるので、それぞれの音で実際に演奏して自分のサウンドを探してください。