はじめが大切!ドラムの練習って何すればいいの? 1/2
ドラマーの悩みはとにかく
家で練習しにくい!!
これにつきます。だからこそ効果的な練習をしたいですよね。
そこでドラムを始めたら家でどんな練習をすればいいのかを紹介していきます。
目次
【楽器を使わないでもできることはたくさんある!!】
ドラムってはっきり言ってスポーツです。
私は体力に自信がない(1時間のライブでもへばっちゃいます)ので多少の筋トレと基礎体力作りを欠かさず行っています。
普段使わない筋肉をたくさん使うので、どこをどう使うのか、家で確認して鍛えておきましょう。
<まずは手首>
人は普段の生活で手首を上に返す運動をほとんど行いません。ですがドラムを叩くとき手首は90度まで返すことがあります。この筋肉はほとんどの人が持っていないので鍛えてあげる必要があります。
まず腕の肘から下を机の上に置いてください。肘から手首までは机につけたままで、手首を90度まで返す運動をしましょう。
まずは右手と左手を順に1分間行ってみてください。
…恐らくとってもしんどかったと思います。
これが曲では5分程度続くのですから、けっこうなスポーツですよね。手首が痛くならない程度に、これを続けることで、手首を返す運動神経と筋肉が付いてきます。
<スティックの握り方>
スティックに握り方です。正しい握り方は
- 親指と人差し指でつまむ
- 中指・薬指・小指は添えるだけ
- スティックが腕の延長線上に来るようにする
- 手の甲を上に向ける
この4点を意識しましょう。
1、親指と人差し指でつまむ
まず、スティックのどの部分を持つかですが、叩いたときにスティックが最も跳ねる場所を持ってあげましょう。
大まかな目安としては1/3くらいのところがバランスよく持つことができます。
スティックの持ち方は、親指と人差し指でつまむ感じです。この時5本の指で握りしめるのは絶対NG。手首や指を柔らかく使うことができなくなってしまいます。
2、中指・薬指・小指は添えるだけ
残りの3本は添えるだけ。柔らかく添えておくだけです。これはとても重要なことです。この3本で細かいスティックのコントロールを行うのですが、ずっと力んで叩いている人はこれができなくなってしまいます。つまり上達しなくなてしまいますので注意しましょう。
3、スティックが腕の延長線上に来るようにする
スティックはドラムを叩くときの手ですから、自分の手のように扱えないといけません。
ですので必ずスティックは腕の延長線に来るように構えましょう。
4、手の甲を上に向ける
手首は柔らかく使うために上を向けて構ましょう。これがけっこうしんどいです。自然に構えると手首は外側に向いてしまいます。これでは柔らかく使ってあげることができません。
手首は常に上に向けるように意識しましょう。
次回はいよいよスティックの振り方をご説明します。