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アレンジしよう!リハーモナイズ

音楽の3大要素はメロディー・リズム・ハーモニーだと言われています。

楽譜が無くてもピアノが弾ける!3.コードの雑学で簡単に紹介した、リハーモナイズとはこの3大要素のハーモニーの部分を変化させて、曲の印象を変えるアレンジテクニックです。

今回はこのリハーモナイズの例を紹介しながら、曲の印象を変えるちょっとした小技を披露しますのでどんどんアレンジしちゃいましょう♪

まずは元の曲を分析する!

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有名なアイルランド民謡ですね。なるべく普通っぽいコードをあててみました。

これに作曲の極意!ツーファイブワン♪で説明したコードの機能を書き込んで行きます。

分析と言ってもなんとなくで大丈夫です!

メロディーのどこの部分でD→Tという進行をしているのかくらいを把握しておきましょう。慣れるまではこのD→Tという流れはあまり崩さないようにアレンジした方が無難です♪

 

7thや9thを付けてちょっと派手にしてみる

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頭のDm7/Gで重要なのはベース音の方でⅡm7のコードだからS.Dの機能というわけではなく、onGと演奏することでこの部分はⅤ7という事になり、機能はDとなります。

ただしG7と演奏した時と違い、Bの音が入っていませんよね。G7(Ⅴ7)というコードの中でB(Ⅶ)とF(Ⅳ)の音というのは不安定感を演出する音(これをトライトーンと言う)なのでBの音が入っていないという事はC(Ⅰ)への解決感が少しぼやける結果となります。

受け止め方は人それぞれかと思いますが、G7→Cとはっきり進行するよりムーディーで大人っぽい印象かなと思います。

後はその後続くコードを単純な3和音にしないよう7thや9thを付けてやれば少し派手に聞こえると思います。

 

応用編セカンダリードミナント

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あら?

Cのキーのダイアトニックコード以外のコードが入っていますね。部分転調雰囲気がガラリと変わって効果的なリハーモナイズですが、理屈がわからないとうまく取り入れる事が出来ません。(耳がいい人は天然でやっちゃったりしますけどね笑)

上記の場合Ⅱm7の和音をⅠに見立てて、そこから数えてⅤ7の和音を使う事で、A7→Dm7というコード進行がドミナントモーションとなります。

その後のGm7/C→F△7も同じ事が言えます。Gm7/Cと書いてありますが、オンコードでは重要になるのはベース音ですから、このコードは正確にはC7に9と11のテンションがついたものと言えば、このコード進行がⅤ→Ⅰとなっているのがよくわかると思います。

この考え方をする時、仮のⅠとするコードはメジャーコードでもマイナーコードでも関係ありません。ただし仮のⅤ7とするコードは曲のキーのダイアトニックコードに無い音でもメジャーコードを使います。これが部分転調になるわけですね。

 

まとめ

今日はたった4小節に例をまとめるために、やや詰め込み過ぎになってしまいました。これを実際の演奏で使うとちょっとクドイかなと思います。

実際に使う時は、例えばワンコーラス普通に演奏してツーコーラス目で使ってやると聞いている人が『おっ!なんか違うぞ』となって退屈しないんですね。

特に部分転調は使い過ぎると元の曲の調性が曖昧になってしまうので、たま~に使うのが効果的です!

 

どんなコードをつけるかはあなたの自由です。

色んなメロディーにオリジナルでコードをつけてどんどんアレンジしちゃいましょう♪

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