SONAR活用術!~テンプレートを作成しよう~
Windows専用DAWソフトである「SONAR」には、色々な機能がついています。
設定面においても、「こういう機能あったらな」と思うことがあると思います。
今回の記事では、毎回同じ設定をするのが面倒だなと思った時に便利な「テンプレート」という機能を紹介します。
テンプレートを作成し、保存しておけば、次回からはその設定を呼び起こせます。
毎回同じ設定をするのならば、テンプレートを作成しましょう。
いつも使う設定にする
まずは、新規プロジェクトを立ち上げて、普段よく使うものをいつも通りに設定します。
筆者の場合は、トラックは何もいれず空の状態で、バストラックをマスタートラックのみにします。
そして、マスタートラックに「Boost11」を入れます。
「Boost11」はリミッターとして入れるため、ブーストは「0db」でoutputを「-0.5db」にします。
「-0.5db」にする理由は、マスタリング時に少し余裕を持たせておくためです。
この設定を筆者はいつも使います。
こうしたいつも使う設定を簡単に呼び起こせると良いですよね。
なので、この状態で、テンプレートとして保存します。
テンプレートの保存方法
テンプレートとして保存するのは、簡単です。
「ファイル」から「名前を付けて保存」をクリックします。
ここで注意するのは、そのまま保存してはいけないということです。
そのままでは、いつも通りのプロジェクトファイルとして保存されてしまい、テンプレートとして保存されないのです。
そこで、「ファイルの種類」のタブをクリックして、「Cakewalkテンプレート」にします。
保存先もテンプレートが保存されているところに指定しないといけないので、「ファイルの種類」の下の「フォルダへ移動」のタブをクリックして「テンプレートファイル」とします。
そして、「ファイル名」を自分でわかりやすい名前とし、「保存」をクリックして保存します。
筆者は「standard」という名前で保存しています。
保存できたかを確認する
最後にきちんと保存できているか、使用することができるかを確認します。
スタートスクリーンを出してみて、「テンプレート使用」を選択します。
すると、保存したテンプレートが出てきます(筆者の場合は「standard」というテンプレートです)。
テンプレートを選択すると保存した設定が出てくるはずです。
また、スタートスクリーンにおいて、テンプレートの左上に「☆」が出ていると思います。
これが青いマークになると、そのテンプレートが標準設定されているという意味となります。
まとめ
うまく設定できたでしょうか?
テンプレートを保存しておけば、毎回設定する手間が省けてすぐに作業に取り掛かれます。
作業効率のアップのためにも、テンプレートを活用しましょう。