DTMをするために必要なPCのスペックは?-その2
「DTMをするために必要なPCのスペックは?-その1」からの続きです。
今回の記事もこれからDTMを始めようと思っているけど、どのようなパソコンのスペックの物を購入すれば良いかを掘り下げて執筆しておりますので、是非エントリーのご参考になさって下さい。主にパソコン用語についてレクチャーしております。
見るべき3つの点
CPUとは
CPUは、その1でも述べたように、パソコンの脳みそです。intel core i7というのが現在一番良い性能を持っていて、i5、i3、と下がっていきます。
最近は、m5などもありますが、こちらはi5よりも性能は劣ると考えてください。
DTMに向いているのはi7、i5です。celeronというのも多く見かけますが、こちらはi3より劣るのでDTMには向いていません。
また、同じi7でもデスクトップの方がノートより優れています。
メモリとは
メモリは、作業スペースとイメージしてください。容量が大きいほどスペースが広いという感じです。
DTMで作業するには、4GBでもできるとは思いますが、8GBあれば余裕があります。
広ければ広いほど作業はしやすいので、できるだけ容量の大きいものの方が良いかと思います。
HDD(SSD)とは
HDDはハードディスクドライブの略で、SSDはソリッドステートドライブの略です。どちらも用途は一緒で、ソフトをインストールしたり、データを保存したりする場所です。
違いは、SSDの方が処理速度が速く、静かですが、値段が高く容量は少なめです。
DAWソフトによりますが、フルでインストールすると50GB空き容量が必要なものとかもありますし、こちらも大きい方が良いです。
OS(windows7や10などのシステム)も入れなければいけないので、256GBくらいは最低でも欲しいと思います。Officeも入れたり、データを保存することを考えると、1TB(1000GB)あれば余裕があって良いかなと思います。
SSDだとさすがに1TBはなかなかないので、516GBくらいだと安心です。
SSDとHDDの両方が入っているのであれば、SSDは216GBで、OSなどのソフトのインストールを行い、HDDを1TBとかにして、データを保存という形が理想的ではあります。
既存の製品よりできれば自作!
メーカー品などの既存製品は、保証があって安心ですが、必要のないソフトが入っていたりして、DTMをするうえで邪魔するときがあります。
それなので、できれば自作パソコンに挑戦するのが良いと思います。
自作はなんだか難しそうだし、はんだこてとか使うんじゃないの?と思う方もいるかと思いますが、実はすごく簡単なのです。
コードを差し込んだり、ねじを止めたりするだけなので、プラモデルよりも楽ですよ。
保証がない分、不安もありますが、DTMをするための余裕のあるスペックを組めるのは自作だけです。
まとめ
不必要に良いスペックである必要はありませんが、最低でも、CPUはi5、メモリは4GB、HDD(SSD)は256GBを搭載していた方が良いです。
オススメはCPUはi7、メモリは8GB以上、HDD(SSD)は512GB以上です。
パソコンは高い買い物ですし、DTMだけに使うわけではないと思うので、できるだけ高スペックのものを選んでおけば、後悔はありませんよ。