クラリネットの楽譜によく出る記号や音符の意味 part2
第2回目の「楽譜に出る記号や音符の意味」です。今回は、ちょっと難しい記号の意味です。 結構な数がありますが、ちょっとずつこのページを見て覚えていただければ幸いです。 今回までは、よく目にする記号が中心となりますが、段々難しくなってきます。 その前に、ちょっとおさらいもしましょう。リラックスして見てくださいね。
前回のおさらいを交えて
- ト音記号
- 二分音符
- リピート記号
この中で、解らない記号はありますでしょうか?もし、わからない記号がある場合には、PART1を振り返ってみましょう。
こちら→「クラリネットの楽譜によく出る記号や音符の意味 PART1」
どの記号もよく出てきますので、覚えましょうね。
今回の記号はこれです
この記号もよく見ると思います。表にして説明いたします。
コモン | 4/4拍子と同じ | |
フェルマータ | 延長して | |
アクセント | 強調して | |
ブレス | ここで息つぎ | |
フォルテ | 強く | |
フォルテッシモ | だいぶ強く | |
メゾフォルテ | 少し強く | |
ピアノ | よわく | |
ピアニッシモ | だいぶ弱く | |
メゾピアノ | 少し弱く |
この記号も重要この記号たちも楽譜によく出てきます。意味を理解しておきましょう。
では、次はちょっと難しくなりますが、こちらは知っています?
ダ・カーポ | 最初に戻る | |
ダル・セーニョ | セーニョに戻る | |
コーダ | トゥ・コーダからここに戻る | |
トゥ・コーダ | ダ・カーポorダルセーニョのあとでここに戻る | |
フィーネ | ここで終わり | |
セーニョ | ダルセーニョからここに戻る |
と、また一段とややこしくなってきましたね。楽譜を見ながらの方が解り易いかもしれませんね。
ちょっと頭がこんがらがってしまうので、一息入れましょう。
音楽用語の意味色々
楽譜に出てくる音楽用語は、ほとんどが略されていて、意味が不明なことが多く、調べるか先輩に聞くしかありませんね。
なので、クラリネットの楽譜に出てくる音楽用語を少し説明します。
- div.=divis=分けて・分かれて
- a2=a due=二つで
- poco cresc.=段々強く
- trio=三重奏(または中間)
- grandioso=早大に
などなどがあります。辞書を二つ紹介します。それには、調べやすい様にアルファベットで検索できるシステムになっているようですから、ご紹介いたします。
音楽用語辞典一覧 引用:NCN MUSIC http://www.ncnmusic.com/gakuten38.htm
一つの用語だけでなく、poco crescのように、二つの用語が連なっていることもありますので、調べる時にはそんな感じで調べてみると、見つかりますよ。
また、演奏の仕方の指示が略して書いてありますから、覚えられないなどの時には、楽譜に赤ペンなどで書き込むのも一手ですね。
私はそうしていましたよ。
では、今回はこれで、おしまいです。お疲れさまでしたー。