サブスク音楽配信サービスとは?Apple/Spotify
音楽をCDで購入して聞く場合、CDは場所を取る上に、聞いているうちに表面に傷がついたりして、再生しても音が飛ぶこともあります。一方で、サブスク音楽配信サービスを利用すれば、スマートフォン一つで音楽をいつでもどこでも再生することができます。2023年現在、そんなサブスク音楽配信サービスなどのストリーミングサービスの売り上げは、CDなどのオーディオレコードに逆転するかしないか、微妙なところまで迫ってきています。今回は、サブスク音楽配信サービスについて解説します。
サブスク音楽配信サービスとは?
サブスク音楽配信サービスのサブスクとは、サブスクリプションの略で、音楽を購入することなく、一定の期間だけ楽曲が聞けるという意味です。では、ダウンロードとサブスクの違いについてはどうでしょうか。iTunesに代表されるダウンロード型だと音楽を購入しますので、一度楽曲を買ったらずっと聞けます。一方、サブスクは1か月980円などの値段で定額聞き放題ですが、契約期間を過ぎてお金を払い続けないと楽曲を聞けなくなります。
サブスク音楽配信サービスの例 Amazon/Spotify
Amazon Music Prime、Spotify、Apple Music、YouTube Musicなどがあります。順に見ていきましょう。
- Amazon Music Prime(アマゾンミュージックプライム)
アマゾンのプライム会員特典で利用できる音楽配信サービスです。1億曲のなかから聞くことができるものの、一部を除いてシャッフル再生となり、ピンポイントで聞きたい曲を連続して聞くことはできません。広告はなしで聞けます。2023年12月現在、月額600円で利用できるサービスで、音楽を聞けるほかにもアマゾンでお買い物をしたときの配送料が無料になるほか、アマゾンプライムビデオで動画を見ることなどができます。
- Spotify(スポティファイ)
広告ありの「Spotify Free」と、広告なしの「Spotify Premium」があります。年代やジャンルなどに分けられた「プレイリスト」と呼ばれる楽曲のグループが数十億以上あることが特徴です。楽曲数は1億曲以上で、すべての楽曲を最初から最後まで視聴できる「フル再生」ができます。アマゾンミュージックプライムと違ってシャッフル再生にならないので、好きな楽曲を検索して聞くことができます。
次のページでは、Apple Music、YouTube Musicについて見ていきましょう。